2018年度(第83回)日本オープンゴルフ選手権競技
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競技報告
【藤田は「少しでも這い上がれるように」】
第2日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Yoshitaka Watanabe
ポテンシャルがあるコースは、さまざまな顔を覗かせる。第1ラウンドでは、好スコアが続出したけれど、第2ラウンドは、選手たちが苦しんだ。南風から強い北風に変わったことでの風の読み。このコースは、ホールロケーションによってその難しさや攻めるルートが大きく変わる。同じホールであっても、別のホールをプレーしている感覚が生まれる。それがコースの難しさのポテンシャルだ。
藤田寛之は、この日イーブンパーでホールアウトした。通算7アンダーパー。首位と1打差の2位タイで折り返した。「ホールロケーションもシビアなところにあって、打ちたくても打てないようなラインもあったので、グリーンは、昨日よりも難しく感じました。
ですから難易度が上がったホールでスコアを落としてしまったのですが、その分、後半でバーディが獲れたので、全体的にはいいプレーだったなと思います」。

10番からスタートして、13番でいきなりダブルボギー。14番をバーディとしたものの、16番でボギー。藤田の言う(前日よりも)難易度が高くなったホールで痛い目にあった。折り返した2番でボギー。けれどもすかさず4、5、7番とバーディをもぎ取り33の71で第2ラウンドを終えた。
「確かに(このポジション=2位タイ)ありがたいですけど、ポジションに関係なく、詰まるところは自分のゴルフなんですよね。まだ(自信を持って)自分のゴルフが出来ていないので、いいポジションにいても、悪いポジションにいてもっていう感じなんですよ。なので、自分のゴルフがよければ、非常にいい位置で、優勝(を狙える)みたいなんですけど、いまはまだ(段階的に)次か、その次のステップのゴルフかなと。いまはミスしたくないというか、自分が打ちたいボールがちゃんとできるかとか、そっち側でいっぱいいっぱいなので、自分自身にそんなに期待してはいないんです」とまだまだ不安感いっぱいなゴルフだという。
けれども、視点を変えれば、一病息災のように、そのぶん丁寧に、几帳面に、無理せずにプレーをし、うまく紡いで行けているのかも知れない。

「まあ、ここから少しでも這い上がれるように頑張ります」という藤田の踏ん張りの資源は、これまで戦ってきたキャリアと実績というプライドなのかも知れない。


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