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Championship Reports
競技報告
【日本は昨年同様3位入賞 韓国が5連覇】
大会前 競技報告:JGA 写真:JGA
「第40回クィーンシリキットカップアジア太平洋女子招待ゴルフチーム選手権」の最終ラウンドが終了し、日本は、昨年同様の3位入賞を果たした。
韓国が5連覇を達成し、ここまで40回開催されたうち、20回の優勝を記録した。タイのAtthaya Thitikulが、この日5アンダーを出し連日の大活躍で、韓国に最終合計チームスコアで並んだ。首位のスコアが同じ場合は、その日の最もスコアの悪い選手同士を比較するが、韓国のHee Jeong Limが1打差で勝っており韓国に軍配が上がった。
個人の部では、西村優菜が見事2位に入賞を果たした。個人優勝はタイのThitikulとなり、2月に開催されたアジアパシフィック女子アマチュア選手権に続く優勝となった。

最終日は、後半に入り天候が悪化し、雷鳴とともに50分程度の中断があった。日本チームにとってこの悪天候による中断が流れを変えることとなった。
西村優菜と古江彩佳は、中断以前まではスコアを伸ばすことができず我慢のゴルフを強いられた。西村は、1バーディ・1ボギーのイーブンで中断を迎えた。古江は、2バーディ・2ボギーのイーブンで同様に中断となった。西村は、中断明けに、2つのバーディを加えこの日2アンダーとした。古江は中断明けに、3バーディ・1ボギーとし、同様に2アンダーとした。
ここまでの2日間、実力を発揮出来ていなかった安田祐香は、中断以前までは、3つのバーディと複数のバーディチャンスにつける最高の前半とした。しかし、中断後に流れが途切れボギーを3つ叩き、この日のスコアをイーブンとして悔しさの残る大会となった。

3日間の最終合計チームスコアをみると、韓国とタイが417打。日本は418打であった。
勝負の世界に、「もし…なら。」というような仮定の話をしても、事実は変わらないが、もし、日本が最終日にもう1打伸ばしていたら、3日目の韓国のLimと安田のスコアは同じだった。この場合は、2日目の3人目のスコアを比較するが、韓国の3人目はLimの72。日本の3人目は安田の70となり、日本は2002年以来の優勝を達成していたことになる。

去年は、首位の韓国と5打差だったが、今回はあまりにも惜しい1打差だった。しかし、今週、そしてこの数年間でJGAナショナルチームに起きている変革は、確実に表面化してきている。2015年10月からJGAナショナルチームに指導を始めたオーストラリア人のガレス・ジョーンズ ヘッドコーチ。様々なスポーツ情報医科学の専門指導者と共に競技者育成強化のシステムを構築してきている。選手たちの思考は言葉や行動となり、着実に未来へ向けて進んでいる。
2020年の東京五輪は、年代としては早いかもしれないが、2024年のパリ五輪では、現在のトップアマチュア選手がどこまで世界と対等に渡り合えるトッププロ選手になっているか。そこが本質である。


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