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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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| 国際交流事業は（公財）ミズノスポーツ振興財団から助成を受けております。 |
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| 【スタートのピンチを凌いだ安田が個人戦首位でチームを牽引】 |
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ピンチはいきなり訪れた。スタートの１番（パー４）。フェアウェイ右サイドの池が気になった安田祐香は、ティーショットを左のバンカーに打ち込んでしまう。しかし安田は、冷静にヤーデージブックを手に、上り傾斜の残るグリーン面はどこかを確認して、3打目をその地点に置けるようにレイアップ。サードショットを狙い通りの位置につけて、このピンチをパーでしのいだ安田にスイッチが入った。続く2番で4メートルを決めると、4番（パー5）、6番、9番でバーディを奪って、前半を4アンダーパーで終える。後半は12番（パー3）でティーショットを左バンカーに打ち込むミスも、ここでもヤーデージブックに書き込んだグリーンの情報をもとに5メートルの上り傾斜のラインに出してパーをセーブ。
「1番も12番も練習ラウンドで情報を集めていたので、安心してプレーを続けることが出来た」と落ち着き払った安田は、14、17番（パー3）、18番（パー5）の3ホールでバーディを重ね、7バーディ・ノーボギーのエースの風格漂うプレーぶりでチーム戦首位発進の原動力となった。会心のプレーを振り返り、「練習ラウンドのときに、16番でホールロケーションが奥になったときには、グリーン手前から攻めようとコーチと話をしていて。実際、今日のホールロケーションから、150ヤードのラフからの2打目を乗せることは出来なかったけれど、グリーン手前からうまくアプローチを寄せることが出来た。12番のバンカーからのパーセーブと、16番は大きかった」と、納得の表情を見せる。
気になるのは、ティーショットでミスが出たことだが、「ティーインググラウンドでどの方向に打っていくのか、クラブ選択をどうするのかという決断を改善できれば、もう少し良くなると思う」と、その原因と対策も把握している。第2ラウンドはスコアが出やすいオメーラコースでのプレーに、さらにスコアを伸ばしたいところだが、「風の状態を見ながら、ゲームプランに従って、インポジションを意識してプレーしたい」と、ここでも泰然自若に明日の戦略を立てていた。
安田のこの落ち着きが日本女子チーム初の世界女子アマ優勝に導くことができるか。
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