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競技報告
【パッティング不調でも西郷真央は2打差の4位に踏みとどまる】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:Y. Watanabe / JGA
首位タイからスタートした西郷真央だったが、第2ラウンドは伸び悩んだ。34というパット数が、それを物語っている。1番のボギーを4、5番の連続バーディで取り返したまではよかったのだが、7番で90センチのバーディパットを外したところから、肝心なパットがほとんど入らなくなってしまったという。1メートルから2.5メートルのバーディパットをいくつ外したか…。

「打ち方が悪かったわけではないんです。狙ったところには打ち出せていましたから。でも設定したラインがことごとく間違っていて、すっかりカップに嫌われてしまいました。ラインは合っていたのに、打ち切れなかったホールもありましたね。15番では3パットもあ
りました。今日は、パッティングがすべてです」

ということで3バーディ・2ボギーの71というスコアもやむなし、だったか。

第3ラウンドの予報は雨。クラブハウスから引き上げるときには、西郷の雨対策は固まっていた。「ショットでは打ち急がないこと。パッティングでは、曲がり幅を少なめに読んで強めにヒットすること。はい、明日は、これでいきます」。このギアチェンジがうまくいくことを願おう。

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