2020年度(第30回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
FacebookFacebook
Championship Reports
競技報告
【2打差からの逆転を狙う川岸良兼「バーディは5つ必要かな」】
第3日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Y. Watanabe
ホールアウトした川岸良兼の表情は明るく、インタビューも軽やかだった。それもそのはず、第3ラウンドは、34・33の67。通算2アンダーパーで2位タイに迫ったからだ。
「出だしの3ホールは、ちょっとピンチだったんですよ。それをなんとかパーセーブできて、4番パー3……はい。予定通りのボギーでした(笑)」と笑顔で話す。
予定通りのボギー?3番ホールは、207ヤードのパー3。距離だけでなく、ティーイングエリアからグリーンまでが、打ち上げ。しかも高低差が13メートルある。およそビルの4階に向かって打つイメージだ。それだけではない。グリーンは小さくてバンカーに囲まれている。特に、右サイドは、深いバンカー
からズドンと崖下まで急傾斜。グリーンの奥もすぐに斜面。ティーイングエリアに立つと、グリーン面も見えないし、見えるとすれば、グリーン周りのバンカー群だ。
「左からスライスと思っていたけれど、まっすぐに行って、そこからアプローチをしようとしても、あれ、下手すればグリーンを出ちゃうんじゃないかな、という感じでした。でも、そこはボギーでよしと思って、うまくピン手前1.5メートルぐらいに寄せられたんです。ですから予定通りでした(笑)」

川岸の進撃は、8、9番をバーディとして折返し、圧巻は14番。486ヤード、パー5。残り162ヤードの第2打を8番アイアンで放って、4メートル上りのフックラインを沈めてのイーグルだった。
16番(407ヤード・パー4)でもバーディ。「これはラッキーでした。左手前10メートルが入ってくれました」と嬉しそうに言った。
最終18番をボギーとした。「これも、予定通りと言えば、言えるんですけどね(笑)。いや、この18番は、ティーショットが難しい。ラグビーのゴールポストがあるでしょう?その間を通さなければいけない感じなんですよ。で、それを意識したら、当然、昔からの癖の右手が強く入っちゃったんです。いまじゃ、右手で叩けなんて教えないけれど、昔はね(笑)。柔らかく、柔らかくいきたかったんだけど、はい、曲がりました」と饒舌に語った。
最終ラウンドの豊富は?と訊くと、破顔爆笑で「いやいや僕なんか……」と言いながらも「今日のようなゴルフならねぇ」と付け加えた。鳴尾は、所属の水巻善典プロたちとよく合宿ラウンドをしている川岸だ。「ここの怖さは嫌というほど知っています。知っているからいい、ということと、だから怖いというのがありますね。ボギーは仕方ない。でも2つまでに抑えたい。(優勝を狙うなら)バーディは、5つかなぁ。うーん、難しいけどねぇ。最後は、開き直っていくしかないですね」と、優勝が届く位置にいる自分の最終ラウンドの展開を、イメージしているような表情を見せた。

その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査