2021年度（第105回）日本アマチュアゴルフ選手権が明日29日、茨城県坂東市の大利根カントリークラブ・西コースで開幕する。
昨年大会は、新型コロナウィルス拡大防止のために開催中止となった本選手権。2年ぶりの開催となる本年大会の舞台となる大利根カントリークラブ・西コースは、1971年の日本女子オープンゴルフ選手権を皮切りに、これまで数多くのJGA主催競技が開催されてきた難コース。各地区アマチュアゴルフ選手権や東西予選会を通過して本選に駒を進めた141名の選手が4日間72ホール・ストロークプレーで男子アマチュアゴルファー日本一の座を争う。
本年大会の注目は、世界アマチュアゴルフランキング1位
の中島啓太（那須小川GC）。第100回大会でランナーアップとなったものの、あと一歩のところで日本一の名誉を取り逃している中島だけに、本選手権に対する思いは強いものがある。中島は、第9組で8時20分に1番ホールからスタート予定だ。また、男子プロゴルフツアーでも優勝争いを演じ、中島のライバルと目されるのは、同ランキング9位の杉原大河（グランディ鳴門GC36）。杉原は、本年大会最年長出場のベテラン、水上晃男（鷹之台CC）、植田晃大（奈良CC）と第5組で7時40分に1番ホールをティーオフ予定だ。その他、昨年の日本オープンゴルフ選手権で優勝争いを演じ、杉原とローアマチュアタイトルを分け合った河本力（松山国際GC）、日本ジュニアゴルフ選手権男子12～14歳の部を連覇した吉沢己咲（本庄第一高）と、社会人、大学生、高校生、中学生と各年代を代表するトップアマチュアが出場を予定している。
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