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競技報告
【これぞゴルフ一家!水上美慧が義理の父の晃男に最高のバトンタッチ】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権最終日、首位と3打差の4オーバーパーからスタートした水上美慧が、1バーディー、6ボギーの77でまわり、トータル9オーバーパーでホールアウト。クラブハウスリーダーで、最終組のプレー終了を待ったが、最終組の松山、近賀、福村の3名が10オーバーパーでフィニッシュし、見事に日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権初優勝を飾った。

今年の関東女子ミッドアマを制して、出場権を獲得した今大会。初めてつかんだ日本女子ミッドアマをいきなりの優勝という快挙だった。

耐えていればチャンスはある、そう思ってプレーをしていた最終日。それでも簡単には耐えることが出来ないのが、日
本女子ミッドアマ。7番~10番まで4連続ボギーをたたき、苦しいゴルフだった。
「9番で3パットをしてしまって3連続ボギー、気持ち的には落ちてしまったんですけど、まだ後半9ホールあると気持ちを入れ替えてやれたことが良かったです。」
気持ちの入れ替え、それが14番ホールのバーディーにもつながったのだろう。残り110ヤードをピッチングウェッジで打ったセカンドショット。ピン左横4メートルについたスライスラインを読み切ってのバーディーだった。ここまで惜しいパットをとりこぼしてきただけに、気持ち的にも大きいバーディーだった。

「ショットの調子は悪くなかったので、パッティングが決まればスコアは出せると思っていた。」
その言葉通りショットは安定していた。しかしながら3パットをするなどグリーン上でスコアを落としたことに、優勝して尚課題を口にしていたのはさすがだ。

かつては大学を卒業して2年ほどプロの道を目指していたが、断念してアマチュア転向した経緯がある。
「プロを目指していたときはゴルフを止めたいと思った時もありました。アマチュアに転向してからみんなでいろいろ話せてすごい雰囲気が好きなんです。それが自分のプレーにいい影響をもたらしてくれていると思います。」
アマチュアに転向した当時の選択に間違いはなかった。今はゴルフが楽しい。ゴルフを心底楽しんだことが、日本女子ミッドナンバー1という称号獲得につながったのだろう。

昨年、入籍したという水上だが、お相手がなんと、今年の日本シニアオープンローアマに輝き、日本ミッドアマの前回大会を制している水上晃男の長男晃一さん。水上晃男が義理の父にあたる。ご主人もゴルフをやっていて、まさにゴルフ一家だ。
「お父さんがすごい冗談を言ってくれて、楽しくてすごい愉快な家族です。」と水上。

来週開催される日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技にも出場を予定している父、晃男からは、会場入りする前に、「男子と女子のミッドアマを、水上家で優勝飾ろうな」とのエールを受けた。
見事に父の期待に応え優勝することが出来た娘。今度は父晃男の番だ。

最後に来週の日本ミッドアマで連覇に挑む父晃男に、メッセージを頼んでみた。
「優勝目指して頑張ってください、応援しています。」と笑顔で話してくれた。

初出場、初優勝の快挙を達成した娘に続いて、次週の日本ミッドアマでは父晃男の活躍に期待したい。今後も水上親子の活躍から目が離せない。




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