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競技報告
【ナショナル選手権のタフなセッティングに苦戦を強いられる選手達】
第2日 競技報告:三田村昌鳳 写真:Y.Watanabe
蝉川泰果
水上晃男
開口一番、蝉川泰果は「縦距離がうまく整わないんですよ。パー3でボギーばっかりですから」と嘆いていた。調べてみたら、2日間、パー3でのボギーは、3つしかない。でも、蝉川にとっては、この3つのボギーが「全部」と思えるほどダメージが大きかったのだろう。縦の距離。つまり番手に対しての距離感が合わない。その背景を探ると、ひとつは「グリーンが、すごく硬いんですよ。バックスピンがかかっていいはずのショットが、その場で止まってしまうほどなんですから。スピードは、思ったほど速くないですけど、硬さは、JGTOのトーナメントでも経験したことのないほどだと感じます」と嘆く。第1ラウンドが2アンダーの70。そして今日も
出利葉太一郎
深いラフに苦しむ選手
、2アンダーパーの70で、通算4アンダーパー、7位タイ。首位と4打差で決勝ラウンドに向かっていく。

この硬いグリーンに加えて、深いラフ。もちろんティショットがきっちりとフェアウエイに留まれば問題がない。けれどもひとたびラフに入ってしまうと、フライヤーの計算、グリーンの硬さの読みなどで、番手選び、距離感に悩むわけである。

例えば、水上晃男に聞いたところ「ラフに入ると飛びすぎるんですよ。僕で2番手違う場面がありましたからね。残り165ヤード。手前130ヤードあたりにバンカーがあって、そこから僕が9番アイアンなんですよ。フェアウエイからのフォロー風はややこしいですからね」と、距離感に悩む選手が多かった。

出利葉太一郎も、似たような話をしていた。彼は「ラフに入ったら、諦めます。確実にパーを獲ることしか考えません。僕の場合は、今日は、流れをつかめそうな場面でのパッティングが決まってくれなかったことです。それに、アゲンストの風だと、どうしても大きめのクラブ、距離を考えて、カップの上につけてしまうことが多く、それを逃したこともありますね。でも、問題は、パッティングだけ。あとはいいんですから、明日から変わってくれると思います」と、虎視眈々と上位を見据えている。

社会人ゴルファー。55歳の水上は、やはりベテランの妙味を見せてくれる。深いラフ。硬いグリーンを、なんとか騙し騙し、自分のものにしているのだ。

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