2022年度(第87回)日本オープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
【S・ノリスの連覇なるか。若手の躍進が見られるか。日本オープンが明日開幕】
大会前 競技報告:JGA    写真:Y.Watanabe
蝉川泰果
中島啓太
本年度ナショナルオープンの最後を飾る「2022年度(第87回)日本オープンゴルフ選手権」が明日20日、兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで開幕する。指定練習日となる19日には、出場選手がナショナルオープン特有のセッティングを施された三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで最後の調整に励んだ。

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昨年、本選手権最少スコア記録を更新して悲願の初優勝を飾ったS・ノリス。昨日、日本オープン出場のために来日したが、「多少時差ボケはあるけれど、明日は問題なくプレーできると思う」と不安なく史上6人目、海外選手では1977年、
S.ノリス
A.スコット
1978年大会を制したセベ・バレステロス以来2人目となる大会連覇に挑戦する。「誰しも大会連覇をしたいものだけれど、それがナショナルオープンとなるとその気持ちはさらに強くなる」と世界を股にかけてプレーしてきた選手の矜恃をみせるノリス。練習ラウンドでは、9ホールをプレーし「すごく良いコースだと思う。自分のプレー内容も割りと良かった」と手応えは十分。「ラフが深くてしっかり打たないとラフから出せないところもあると思いますが、自分にはそれだけのパワーがある」と自信をのぞかせた。

アマチュアながら注目選手の一人にあげられるのは蝉川泰果。今シーズン関西オープンで優勝争いを演じると、ABEMAツアーでアマチュア優勝を果たす。そして、日本代表として臨んだアイゼンハワートロフィー世界アマチュアゴルフチーム選手権では個人戦2位の成績を残し、パナソニックオープンで前年の中島啓太に続きツアー史上6人目のアマチュア優勝を果たした。今月4日には日本人選手4人目となる世界アマチュアゴルフランキング1位となり、名実ともに世界トップのアマチュアプレーヤーに成長。第1回大会の赤星六郎以来2人目のアマチュア優勝も夢物語ではなくなっている。「日本オープンのタイトルは獲りたいという気持ちが凄く強いです。日本で一番を決める大会で、アマチュアもプロもその部分でもモチベーションは高い。世界ランキング1位というところを見られると思うので、後半のラウンド進出はしたいところですが、やっぱり勝たないと評価されない。そこを目指しながら、成長したい」と、蝉川本人が見据えているものも同じだ。今週、新しいドライバーを投入して臨むナショナルオープン。調子自体は「ぼちぼち」と濁すが、「だいぶいい感じにはなってきている」と徐々にギアを上げていくつもりだ。気持ちの面でも「パナソニックオープンの優勝で自信というものが一番変わった。このタフなセッティングで難しいと思う自分もいますが、今週もやってやるぞという気持ちも芽生えているので、優勝から自分が成長した部分でいうと、そういう自信なのかと思う」と、高まりつつあるようだ。地元関西でのナショナルオープン。蝉川の快挙達成に期待したい。

前年の世界アマチュアゴルフランキング1位の中島啓太は、プロフェッショナルとして初めての日本オープンの舞台を踏む。「ナショナルオープンは特別な大会。自分はナショナルチーム卒業生なので、この試合で恩返しをしたい」と、日本オープンへの思いを吐露する。ショットの調子は決して良くないが、「10番からの4ホールはパーを死守するという感じの難しさ。パーでおさめられればバーディを獲ったような気分になります。自分の調子からすると決して相性が良いとは感じないコースですが、試合の中で少しずつ修正できれば、チャンスはあると思います。そして、ナショナルチームで学んだことを次の世代につなげていきたい」後輩たちへの轍を残すべく中島の挑戦が明日始まる。

3年ぶり6度目の日本オープン出場となるアダム・スコットは、「日本に戻ってこられて嬉しく思う」と柔和な笑顔を見せるが、「楽しい数日間になると思うが、大会が始まったら集中して臨みたい」と、眼光は鋭い。「コンディションも素晴らしく世界と比しても良いコースだという印象。日に日にグリーンは固くなると思うけれど、自分のプレーに合わせやすいと感じている」と三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースへの印象は良いようだ。これまで世界各地で優勝を飾っているアダム・スコットだが、日本で勝利の美酒を味わったことはない。「ベストなプレーをして、自分をサポートしてくれている人たちに恩返しをしたい」と日本での優勝へのモチベーションは高まっている。日頃のトレーニングによる引き締まった体躯と端正な顔立ちのアダムも42歳と不惑の歳を迎えた。それでも、「スウィングスピードは若い選手に対抗できているし、まだ最高のレベルでプレーできていると思う。そして、これからも更に上を目指してプレーしたい」という。ゴルフへの情熱が尽きないアダム・スコットが魅せるプレーに注目だ。


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