最終組でスタートした田村敏明はこの日、2バーディ・6ボギーの７６で通算５オーバーパーの3位となった。
今年の日本ミッドシニアで宮とともに2位タイで終えていた田村は、今大会がグランドシニアデビュー。初出場初優勝を目指したが、トップの宮に2打及ばず3位でフィニッシュ。2017年の日本ミッドシニアゴルフ選手権以来のJGAタイトル獲得は惜しくもならなかった。
「最終組で一緒だった宮さんとは、追いついたり、引き離されたりのゴルフでずっと並走していた感じ。途中、今日は宮さんに勝たないと、自分の優勝はないと考えていた。でも残り2ホール、最後の17番、18番で連続ボギー。最後にこの2つのミスが出てしまって…まだまだ自分は詰めが甘かったですね」と目標前あと一歩のところまで迫りながら自滅した最終盤のプレーに悔しさを滲ませていた。それでも、14番（パー5）では2オンに成功し見事にバーディを奪うなど、見せ場も作り大会を盛り上げた。「今のゴルフは悪くないし、やはりグランドシニアのタイトルはいつか取りたいタイトルですね」と語る田村は次回のリベンジを誓っていた。
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