第3ラウンドを終えて最終順位が確定するまで約1時間。
豊島と谷本のプレーオフが決まると同時に、3位入賞が確定した小原淳（愛鷹シックスハンドレッド）は、「自分でもびっくりでした。よく頑張ったと思います」と笑顔で自身を褒め称えた。
結果的には首位と1打差でプレーオフに加わることができなかったが「第1ラウンドからあと1つ、2つはスコアを縮めることはできたと思うけど、それは全員一緒のこと」と素直に結果を受け止めていた。
荒天の中でのラウンドに「ティーショットが良かったと思う。あとは昨日まで入ってくれなかったパッティングが入ってくれた」と最終ラウンドに調子を上げてきた。
過去にも悔しい思
いをした本選手権。「やっぱりナンバー1を決める試合ですから。選手の一員として、今後もご縁があれば“優勝”を目指していきたい。そして何より、来年の日本アマチュアゴルフ選手権の出場権を獲得したことが嬉しい」と表情を崩す。
来年の日本アマチュアゴルフ選手権は、小原が最も好きだという廣野ゴルフ倶楽部での開催。「今回はそこを目指して頑張っていましたから」と自身の目標はクリアした形だ。
来年こそは、日本ミッドアマでのがした優勝杯を手にし、雪辱を晴らしてもらいたい。
これからの小原の活躍から目が離せない。
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