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競技報告
【ガン・チャルングン、永野竜太郎、石川遼の3名が本選出場資格を獲得】
第1日 競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe
第123回全米オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイング(最終予選)は5月22日、茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ倶楽部・西コースで29名(内アマチュア2名)が出場し36ホール・ストロークプレーが行われ、通算14アンダーパーのガン・チャルングン(タイ)がトップ通過となるメダリストを獲得した。3打差の2位に永野竜太郎、さらに3打差の通算8アンダーパーで3位となった石川遼の3名が6月15日からアメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスカントリークラブで開催される本選出場資格を手にした。

第1ラウンドで好調なプレーを見せたのは、石川遼。3番(パー5)でイーグルを奪った石川は、続く4番でもバ
ーディを奪うと、6、9番でもスコアを伸ばす。後半も13番からの4連続バーディで8アンダーパーをマークして単独首位に立った。2打差の2位タイに永野竜太郎、トッド・ペグがつけ、さらに1打差の4位タイに金谷拓実、ガン・チャルングンが後を追う。
続けて行われた第2ラウンドは、首位の石川が前半で1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばせずにいる中、チャルングンが前半で2度の連続を含む5バーディを奪取。後半も4バーディを奪い、通算14アンダーパーでメダリストを獲得した。チャルングンはハウスキャディの予約をし忘れて急遽セルフでのプレーも「自分のプレーにフォーカスすることができて、集中してプレーすることができました」とアクシデントも意に介さず、見事なプレーを見せた。初めての全米オープンには、「出場するのが1つの目標だった」と嬉しさを爆発させる。「全米オープンに向けてやることはたくさんあるし、トップ10を目指しますが、簡単ではないこともわかっています」と気を引き締めていた。

チャルングンに続いたのは、永野。永野は前半こそ1バーディ・1ボギーと足踏みが続いたが11、12番で連続バーディを決めると、16番でもバーディ。最終ホールもバーディで締めて全米オープンゴルフ選手権初出場を決めた。「第1ラウンドも第2ラウンドもティーショットの安定感がなかったけれど、アイアンがすごく安定してコントロールできていた。パー3でバーディが取れたのが良かった」と満足げ。「一昨年に始めて全英オープンに活かせていただきましたけど、特別感というか…周りにいる選手、雰囲気ももちろん日本とPGAツアーは違いますし、全米オープンは過酷という印象で。ゴルフも難しそうですし、精神的にもやられそうなイメージ」と世界最高難度のコースセッティングが施される全米オープンに思いを馳せる。「成績はわからないですが、今持っている自分のゴルフのスキルであったり、自分のポジションでどのくらいやれるかというのを腕試ししたいです」と語った。

最後の1枠に滑り込んだのは首位スタートの石川。石川は、第2ラウンドを3バーディ・3ボギーのパープレーで終えて、2年ぶりに最終予選から本選出場を確定させた。「前半はちょっと攻めていったんですが、後半ボロボロになってしまって。貯金があってよかった。ロスアンゼルスカントリークラブでの全米オープンは、USGAから発表されたときからずっと憧れていて、そこで良いプレーができる状態になりたいと思って3年間やってきたというのはある」と目標にしてきたコースで戦う資格を勝ち取ったことに胸をなでおろした。「全米オープンに限らずですが、順位は意識していない。コースに対して、目の前に置かれている状況に対してチャレンジしていく。それを自分で対処していく、楽しみたい」と過酷な戦いに臨む覚悟を見せて、茨城ゴルフ倶楽部をあとにした。



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