2018年度(第25回)日本グランドシニアゴルフ選手権の最終ラウンドは9日、熊本県玉名市の玉名カントリークラブで開催された。前夜降り出した雨の影響で曇り空の中スタートを迎えたが、その後天候は快晴となり選手たちも汗ばむほどの陽気の中、70歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一の座が争われた。
優勝したのは石井重次。2位タイグループに1打リードのイーブンパー首位からスタートした石井。この日は4番ホールでバーディを奪うも、続く5、6番ホールで連続ボギー、そして8番ホールでもボギーと前半でスコアを落としてしまい、優勝争いは混戦模様となってしまう。石井は、後半もスコアを伸ばすことができず13番、
16番でボギーを叩きこの日4オーバーパー76とスコアを崩し、通算4オーバーパーでホールアウト。しかし、後を追った大川重信も76に終わり、最後は石井が1打差で逃げ切り薄氷を踏む思いながらも、見事に優勝を掴み取った。石井は、 2016年に初出場してから3度目の挑戦で手に入れた初の日本タイトルに笑顔を見せた。
なお、大会連覇の期待がかかっていた竹原昌美はこの日1オーバーパーにスコアをまとめたものの、第1ラウンドの出遅れが響き、通算11オーバーパーの10位タイに終わった。
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