日本シニアゴルフ選手権そして日本ミッドシニアゴルフ選手権と過去に制してきた大川重信。自身3つ目のシニアタイトル獲得を目指し、最終ラウンドを全力でプレーした。
この日は1バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの76でプレーするものの、日本タイトルまであと1歩届かなかった。
最終ラウンドのプレーを振り返り「1番のダボが効きました。それがなければね…」と、スタートホールでスコアを落としたことを悔やんだ。
8番、9番ホールでも連続ボギーを叩き、前半は40と大きく崩れてしまうも、トップを走る石井重次もスコアを崩し始めていた。12番ホールのパー3ホールでは風を読み間違えてティーショットをバンカー
に入れてしまった。なんとかカップ近くに寄せるも、短いパーパットを外してしまいボギー。「石井さんも崩れかけてきていただけに、もったいないことをした」と勝負どころでのミスを反省した。
2打差で迎えた最終18番ホール。バーディを奪えばプレーオフの可能性も残したパットを見後に決めて、石井へプレッシャーをかけるも万事休した。
「毎年、来年獲れるだろうと思っていると、歳とるからね。今回が最後のチャンスだと思ってやっていたよ」と笑いながら話した。
3つ目の「シニア」日本タイトルへ向け、来年の活躍に期待したい。
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