2019年度(第84回)日本オープンゴルフ選手権競技
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競技報告
【暫定2位タイに浮上の堀川は「1打も無駄には出来ない」】
第2日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Yoshitaka Watanabe
堀川未来夢の第2ラウンドは、午前組、8時14分、10番からのスタートだった。前半は、13、17番で2ボギー。来週のZOZOチャンピオンシップの特別推薦が急に決まって「決まったからって、今週、予選で落ちるわけにはいかないと気が引き締まりましたね。そういう思いも含めて、2日間、1打も無駄にするわけにはいかない」と、モチベーションを高めていた。
「前半は、ずっと流れが悪くて、ボギー先行で苦しかったですけど、中断も含めて、僕がプレーしていたときには、いいタイミングで雨が止んだりして、そういう意味では、(悪天候の中でも比較的)天気に助けられたと思います」と言った。

後半、2番(パー3)でバーディ
。さらに4番でもバーディを奪って、通算イーブンパーで第2ラウンドを終えた。「目標は、毎日、毎日パープレーを目指してやっているんですけどね。あと、ダブルボギー以上を叩かないこと。それに気をつけてマネージメントしています。ですからティーショットがラフに入ったら、無理せずに、ボギーは仕方がない。でも、ダブルボギー以上にならないように攻めて、それが結構プラン通りに行きました」と納得のプレーだった。「いま、(堀川がホールアウト時点での)暫定5位?通算1オーバーパーで5位(サスペンデッド決定時で暫定7位タイ)というのは、思ったよりも上位なので、結構チャンスがある位置。でも、あまり欲をかいたらすぐにボギーを打つコースなので、今日もピンを狙ったのは、2回ぐらいしかなくて、本当に、どっちに外すかということだけ考えてプレーしていました」と戦略を語った。それはグリーンを4分割して、左上、右上、左下、右下と決めて、デッドに攻めずに、どこを狙っていくかを決めてグリーンを攻めて行ったという。

「もちろん、決勝ラウンドも、その攻め方で行きたいと思います」と言った堀川の戦略をやり通せるかが鍵になるかも知れない。

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