2022年度(第28回)日本グランドシニアゴルフ選手権は11日、香川県高松市の鮎滝カントリークラブで121名の選手が出場して最終ラウンドが行われた。
昨日に続いて穏やかな好天の下、70歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一を決めるこの大会で、見事その栄冠を勝ち取ったのは今年本選手権デビューとなった宮辰夫。日本グラウンドシニアゴルフ選手権で先の日本ミッドシニアゴルフ選手権で惜しくも2位となった雪辱を見事に果たし、宮にとっては初の日本タイトルの戴冠となった。1オーバーパーでスタートした宮は得意のアプローチとパターで74にスコアをまとめ、通算3オーバーパーで混戦を抜け出し、後続に1打差をつけて初優
勝を飾った。
1打差の通算4オーバーパー2位には、この日宮と同じく74で回った中西勝が入賞。一時はプレーオフも覚悟して1組前で最終組のホールアウトを待ち受けていたが、1ストロークに涙をのんだ。宮と同じく日本ミッドシニアで2位タイの成績を残した田村敏明が通算5オーバーで3位となった。
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