本大会最年少出場の吉行アムロ( 東広島市立高屋中学校2年)と1歳上の大西晃盟(兵庫教育大学附属中学校3年)のふたりが健闘している。
大西は、この日7バーディ・3ボギー68の4アンダーパーで上位に食い込んでいる。「勿体ないところもありましたけど、その分バーディも取れていて、自分の中では目標以上にいけました。これからが本番だと思うので、これからをどうしていくかを考えています。フェアウェイがすごく硬くてフェアウェイにいくと飛びますけど、ラフが飛ばないというかすごく引っかかるので、距離感とかが難しい感じですね。
洋芝の印象は、フェアウェイは結構跳ねる感じがしましたけど、ラフはフライヤーが出
るので1番手下げたり、いつもよりすごく飛んだりします。これから3日間あるので、日によって風の向きとかも違うと思うので、そこをしっかり考えて、どういう攻め方をするのか作戦をしっかり作って、安定したゴルフを出来るように頑張りたいです」というコメントを残している。大西は、2022年の日本ジュニアゴルフ選手権競技(男子12歳~14歳の部)に優勝している有望株だ。
そして、吉行アムロに第1ラウンドの印象を聞くと「いらないボギーが多かったです」とこたえた。それはケアレスミスに近い、本来はパープレーで終わらせられる場面で、ボギーを叩いてしまうことなのだろう。例えば、4番(180ヤード・パー3)で風向を間違えてティーショットをショートさせてしまうことなどを挙げた。
ドライバーの平均飛距離が、240〜250ヤード。身長160センチと、まだまだあどけなさが残っている13歳。「緊張しました。でも、楽しかったです。上手い人のゴルフ、大人のゴルフが見れて一緒に回れることが楽しかったですね。自分自身の出来ですか?うーん。70点かなぁ。30点は、やっぱりいらないボギーがあったことですね」。初めての日本アマチュアゴルフ選手権は、ふたりにとって刺激あふれる舞台。北の大地で目を輝かせる中学生コンビ、ガンバレ!
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