2023年度(第27回)日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技が11月9日、10日の2日間の日程で、徳島県阿波市のJクラシックゴルフクラブ(6,011ヤード・パー72)を舞台に行われる。本競技には125名の選手が出場を予定している。
舞台となるJクラシックゴルフクラブは1994(平成6)年5月1日開場、2007年からは男子ゴルフのABEMAツアー『Novil Cup』が行われている、徳島県で唯一プロゴルフトーナメントが行われているコースである。設計は佐藤謙太郎、そしてジャンボこと尾崎将司が監修を手掛ける。尾崎の積年の願いである“プレーヤーの戦略性を問うコース“が具現化されているコースだ。尾崎のプレースタイルでもある“攻める”ことを設計コンセプトに、外観は忠実なフラットコースながら、プレーヤーがコースに立った瞬間、いかに攻めるかを考え、迷い、そして決断が求められる。
昨年大会では、首位タイからスタートした近賀博子(久邇)が最終ラウンドもベストスコアとなる73ストロークでまわり、通算1オーバーパーで優勝を飾った。2009年の三木逸子以来2人目の快挙となる、日本女子シニアと日本女子ミッドアマの2冠を達成した。連覇を狙う今年は、どのようなゲーム運びを見せるのか。その他、各地区の女子ミッドアマを制して出場を決めた各選手や本選手権歴代優勝者など、虎視眈々と優勝を狙う。明日から始まる本選手権の2日間36ホールから目が離せない。
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