2023年度(第27回)日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権は10日、徳島県阿波市のJクラシックゴルフクラブ(6,011ヤード・パー72)で最終ラウンドを行った。昨日までの好天とは一点、雨模様となったこの日、3アンダーパーの単独首位でスタートした中谷玲(カレドニアン)が2番でボギーが先行して以降、流れをつかめず前半で4つスコアを落とす中、1打差2位でティーオフした関西女子ミッドアマチュアゴルフ選手権チャンピオンの伊藤綾(六甲国際)が1番(パー5)をバーディとすると、2番でボギーを叩いたもののバウンスバックを決めるなど2つスコアを伸ばして中谷を逆転。伊藤は後半、11番(パー5)のバーディのあと、13、14番で連続ボギー、最終18番もダブルボギーを喫し、3オーバーパーとしたが、後続もスコアを伸ばせず、通算1アンダーパーで逆転初出場初優勝を飾った。中谷は1バーディ・5ボギーの76と4つスコアを落とし、関西女子ミッドアマ2位タイの下室舞弥(北六甲)、吉岡ひかる(有馬)とともに2位タイに終わった。
大会連覇の期待がかかった近賀博子(久邇)は6ボギー・2ダブルボギーの82とスコアを見出し、通算12オーバーパーの29位タイで終戦となった。
JGA創立100周年となる2024年大会は、11月7日から8日の2日間、広島県の広島カンツリー倶楽部・西条コースでの開催が決定している。
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