首位と2打差の1アンダーパー3位タイからスタートした下室舞弥は、最終ラウンドに2つスコアを落とし通算1オーバーパー。2位タイで今大会を終えた。
最終組一つ前でのラウンドだった下室には、ホールアウト直後に自らの順位はわからない。最終組ホールアウト後の取材時に2位タイという順位を伝えたところ、もっと下位だと思ったからなのか、「やった」と喜びを見せていた。
それでも、この2日間を振り返っての感想聞いたところ、やはり悔しさがにじみ出てきたようだ。
「やっぱり優勝できなかったことは悔しいです。だけど、今まででは一番いい順位だしそういう意味では良かったけど、悔しい気持ちもあり……複雑な心境ですね
。まぁ、よく頑張ったかなというのもあります」。
最終ラウンドは1日を通して雨や霧に見舞われ、難しいコンディションでの戦いだったが下室にとって追い風が吹くはずだった。
「私、雨に強いはずなんですけどね、けど今日はパッティングが決まらなくて……。昨日はバーディが5個もあったのに今日はゼロだったので。パーパットは入ったんですけど、バーディパットが入らなかったのが伸ばせなかった理由ですね」
チャンスがあっただけに歯がゆい結果だ。
自己ベストの2位タイという結果に終わり、次はその上しかない。
下室本人も野球界の流行語に乗っかるかのように、「次は“アレ”が欲しいです、今年1年はお預けになってしまいましたけど、また1年頑張りたいと思います。」
1年後“アレ”ではなく優勝の2文字を言葉に出すことが出来るか、下室の活躍に注目したい。
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