1アンダーパーの3位タイからスタートした吉岡ひかるは3バーディ・5ボギーの74でプレーを終えて通算1オーバーパー。最終組でともにプレーした伊藤綾に2打届かず、2位タイで今大会を終えた。
「昨日とテーマは変わらず出来たと思います。ショットはそんなに悪くなかったと思いますけど、パッティングが本当に悪くて。今日のボギーは全部パッティングだと思うのでもっと伸ばせると思うし悔しいです」と充実感と悔しさをにじませる。
最終ラウンド最終組で、優勝争いの中で戦った1日。とはいえ、そこは意識せずに平常心でプレーした。「意識すると力んでしまうので昨日と変わらずやりました。スコアも考えていなかったし、自分のゴルフには集中できたと思います」。
今大会の結果は、もちろん悔しい。それでも今大会では自身の成長を感じた2日間でもある。
「去年はシード確定の10位以内にも入れず、悔しい思いをしてきました。今年は最低目標5位以内に定めていたのでそれが達成できたことは良かったと思うし、1年前と比べて自分のゴルフに自信がついて、それができた2日間だったかなと思います」表情からも吉岡の充実が感じられた。
30歳までに優勝したいと語る吉岡。来年の本選手権時の吉岡は29歳。今年逃した女子ミッドチャンピオンの座を勝ち取る。
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