2023年度特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」ゴルフ競技が9月21日に開幕。霧島ゴルフクラブで開催の成年男子は大分県がチームスコア202ストロークで2位の静岡県に2ストローク差で首位に立った。鹿児島高牧カントリークラブで開催の女子は愛知県がチームスコア207ストロークで埼玉県と大分県に2打差をつけて首位。溝辺カントリークラブが舞台となった少年男子は福岡県がチームスコア211ストロークで鹿児島県と神奈川県に1打差で首位に立っている。
雷接近で競技中断と波乱の幕開けとなった成年男子。大分県は内藤滉人が個人戦2位タイの65をマークしてチームを牽引すると、石井大聖も個人戦9位タイとなる68でホールアウト。後藤大生も69とメンバー全員が60台でプレーを終え、チームスコア202ストロークで初優勝に向けて好スタートを切った。なお、個人戦は、福岡県の下園航太が64で2位グループに1打差をつけて単独首位で第1日の競技を終えた。
女子の部にトップに立った愛知県は、神谷桃歌が個人戦3位タイの67でホールアウトすると、入谷響が69をマーク。木村葉月も71とメンバー全員がアンダーパーをマークした。個人戦は、橋本美月が65を叩き出し、2位の大久保柚季に1打差で単独首位に立った。
少年男子の部は個人戦で66をマークした福岡県の山川雄太郎が地元鹿児島県の外岩戸晟士と首位に並ぶ活躍を見せると、三明蓮が71とアンダーパーをマーク。大地悠遥は74とスコアを落としたが、チームスコア211ストロークで2019年大会以来6度目の優勝に王手をかけた。
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