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韓国ナショナルチームメンバーの李東桓は韓国勢として2001年大会以来の決勝進出
第4日 写真:GARY KOBAYASHI
初出場の李東桓(イ・ドンファン)はあれよあれよという間に決勝まで駒を進めた。予想すらできなかった大健闘だ。『相手が誰だろうと、自分のゴルフをやることに徹してコースに出ました』と17歳の青年にしては落ち着いた口調でこの日のゲームを振り返る。現在、ソウル市の高校生2年生。両親と妹の4人家族で、父は韓国電力のエリート社員、営業部長とか。李が日本でプレーするのは2002年以来2度目。最終日の決勝戦の抱負を聞かれると、ちょっとはにかんだ表情で『自分のゴルフが展開できればそれでいい』と優勝には無欲だ。それよりも李が望んでいるのは、アジア競技大会での金メダル。プロを目指すか、の問いには『あくまでも金メダルです』とこだわった。

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