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競技報告
伏兵の森本雄也が4アンダーパーの140でメダリスト獲得
第2日 競技報告:西澤忠 写真:GARY KOBAYASHI
メダリストになった森本雄也
 153選手を32名までにしぼるクォリファイラウンド2日目、標高1709㍍の大山の険しい山肌が初夏の陽を浴びて鮮やかな山容を見せる晴天に恵まれた。この晴天微風の絶好なコンディションのわりにスコアは初日ほどにはのびなかった。その中でトップでクオリファイングラウンドを通過したのは森本雄也(レイクフォレスト)。ディフェンディングチャンピオンの李東桓(韓国)は、昨年決勝の相手となった伊藤涼太(中日)とともに1オーバーパー145の14位タイでマッチプレー進出を果たした。森本の他、高山準平(瑞浪トーカイ)、笠原広規(IPIA)、芳賀大蔵(天童)、J.Pagunsan(フィリピン)の5人が日本オープンへのシ
ードを手に入れた。マッチプレー進出の32人の椅子を巡る争いは、36ホールを終わって3オーバーパーの147までの選手が31名。その次の4オーバーパーの148になんと11名がいるので、最後の1枠を勝ち取るプレーオフに縺れることになった。7番ホールから9番までの3ホールで行なうプレーオフが始まったのは午後5時55分。最後の一人までサバイバルしたのは5ホール目にパーで収めた紀村勝也(吉備高原)だった。あたりに夕闇が迫る7時35分だった。 

 この日、パープレーの72にまとめた森本雄也が2日間トータル4アンダーパーの140でメダリストを獲得。日本アマ3回目にして日本オープンへの切符を手にした。「自分でも信じられない!」と東北福祉大の21歳はびっくり。大阪出身でゴルフ有名校へ行き、仙台での一人暮しと競争の激しいゴルフ部の中で、一時は“ゴルフ止めたい”と言い出すほどのスランプを経験したからだ。「スウィングはガタガタに崩れ、レギュラーになれないどん底でした」そこから球筋をフェードに変え、同僚の選手には勝てないものと開き直って挑んだ結果がメダリスト。「ゴルフを止めないで良かった。廣野の日本オープンが楽しみです。今年の目標がプロ・トーナメントに出場することだったから」と心底から嬉しそうだ。
 この日のベスト・スコア68を叩き出して通算2アンダーパーの142で3位タイの予選通過を果たしたのも、やはり東北福祉大出身の27歳、芳賀大蔵(天童)。「パットがよく入ってくれました」と会心のゴルフを振り返る。7バーディ3ボギーはさすがにハンディ+1の腕前だ。

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