１０番ホールの最初の組でスタートした渡邉優登（東北福祉大１年）は、１２番ホールでバーディーを奪ったが、１４番ホールのパー３でまさかのダブルボギー。１５番ホールですぐにバーディーを奪い返す出入りの激しいゴルフで、前半は１オーバーパー３７で終了した。後半、アウトコースに回ると、１番でバーディー、２番ボギー、４番バーディーとやや落ち着かないゴルフだったが、６番ホールで８メートルのバーディーを決め、７番、９番をバーディーとして６９と好スコアを叩きだした。「このコースは練習ラウンドで３回プレーしましたが、絶対にボギーが出てしまうんです。それなら、ボギーと同じ数のバーディーを奪おうと…。目標はパープレーだったので、今日のスコアは上出来です」と満足げに話した。４位タイには高校、大学と同じ進路をたどっている池田勇太がつけている。「自分のゴルフは池田さんに比べられるものではありません。きっと３アンダーパーなんてすぐに抜かれてしまいますよ」と謙遜したが、終わってみれば、池田に２打差をつけての首位スタート。「自分の目標はベスト１０に入ること」と１年生らしく謙虚な目標を立てているが、好調なドライバーショットが残り３日間続けば、目標にも手が届くだろう。
|
