１番ホールからスタートした渡邉は、６番ホールまでパーを重ねる我慢のゴルフ。６番ホールで３打目のアプローチを７０センチにつけて今日初バーディーとすると、後半１０番ホール、１２番ホールもバーディーとし、一時は単独２位にまで順位を上げた。そして迎えた１３番ホール。自分の順位に気づいた渡邉は、ここでゴルフの怖さを思い知る。「自分がここまでスコアを伸ばせるとは思っていなかった。まさか、単独２位にいるなんて。すごく緊張しました」という通り、１３番ホールで３メートルを外してボギー、続く１４番ホールも１メートルのパーパットを決められず、連続ボギーとしてしまう。それでも、非凡な才能をみせる渡邉は、その後ゴルフを立て直しパーをセーブしてこの日１アンダーパー７１、通算３アンダーパー２１３で４位タイに踏みとどまった。「７番ホールで先にバーディーがきたので少し楽になったんですが。後半、パーをセーブするのに凄く苦しいゴルフに成ってしまいましたが、目標スコアの７１をクリアできたので満足してます。」と長かった１日を振り返った。「今日は、先輩たちがスコアを伸ばすと考えていたので、自分の順位に驚いています」と終始困惑した表情だった渡邉。明日は、「たぶんあっという間に１日が終わってしまうと思います。１ストロークでもいいからスコアを伸ばしたい」と検挙に語った。
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