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今年シニアツアーで３勝をあげて２３００万円余りを稼ぎ賞金ランキングトップに立っている三好隆は、通算１２オーバーパーの５６位タイと苦戦している。今日も１バーディー・４ボギー・１ダブルボギーの７７と大きくスコアを崩した。第１ラウンドは、前半２アンダーパーと好調なゴルフを見せていたが、流れが変わったのは１２番ホールのセカンドショットだった。右ラフからの２打目はシャンクとなり林の奥へ。このホールをトリプルボギーとした時から三好の苦難が始まった。「シャンクは１日目が４回、２日目５回、今日が３回。シャンクを怖がってアドレスで左を向いてしまう。どんどん深みにはまっていく感じ。ゴルフは恐ろしい」と嘆き節。嵐山カントリークラブは「コースレイアウトもセッティングも素晴らしい。グリーンが小さくてアンジュレーションも大きいので、バーディーを奪ってスコアを伸ばすイメージはないけど、手堅くパーを重ねていれば上位にいけると思っていたのに」と悔しさを滲ませる。賞金ランキングが本大会で決する可能性もあるが、「自分は賞金ランキングのことは気にしていない。賞金額よりも自分が今年３勝していることの方が嬉しいし、満足している。本当の実力があればシニアオープンなどのメジャーにも勝てると思うし、この順位ということは自分がそれだけの実力だということ」と謙遜する。それでも最後には「これ以上下がることは無い位置にいることだし、明日は１つでも順位を上げられるように頑張る」と賞金ランキングトップの意地を垣間見せた。
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