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競技報告
大会史上初の2連覇を果たした林恵子
第2日
日本女子シニアゴルフ選手権競技は12日、快晴微風の好コンディションの中、福島石川カントリークラブ(福島県)で第2ラウンドを行った。昨日、4オーバーパーで首位に立った林恵子(総武)は、2バーディー・8ボギー78でホールアウトし、女子シニア史上初の大会2連覇を達成した。4打差の2位には折尾紀美子(京覧)が入賞し、60歳以上69歳未満の1位も合わせて獲得。3位タイには増田京子とこの日のベストスコアをマークした種田由紀子(六甲国際)が入った。なお、初出場初優勝が期待された阪本知子(浜松)は、ショートゲームに精彩を欠き、10オーバーパー82とスコアを崩し通算16オーバーパー160で5位タイに終わった。

【大会史上初の2連覇を果たした林恵子】
大会2連覇のプレッシャーのなかでスタートした林は、昨日ダブルボギーとした1番ホールで4メートルの下りのスライスラインを決める見事なバーディー発進。本人も「バーディースタートで今日はいける」と思ったが、その後はパッティングの感覚が合わず、苦しいゴルフを強いられた。3番ホールから4連続ボギーを叩いた時点で、同組の岡本義子、前の組でプレーしている阪本知子との差は1ストロークにまで縮まった。「4連続ボギーとなったときは、気落ちしてしまいました。この1年間、2連覇を目指して練習してきたことが無駄になってしまうと・・・」と、プレッシャーに気持ちで負けそうになっていた。この悪い流れを断ち切ったのは、9番ホール。2打目をグリーン左バンカーに入れたにも関わらず、このホールでパーをセーブして「自分はこんな難しい局面でもパーを拾えるんだ。苦しいのは自分だけじゃない。1打1打を丁寧にプレーすれば、きっとご褒美がくる」と気持ちが前向きに変わった。後半も11番から3連続ボギーを叩くなど、決して楽な展開にはならなかったが、諦めることなく慎重なプレーを続けていた。林が待ちに待ったご褒美は、15番ホール(パー3)でついに訪れる。ティーショットをバンカーに打ち込んだ林は、目玉となった2打目でグリーンオン。上り10メートルのパーパットが残った。大きくスライスする難しいラインを読み切った林のパットは、一度ホールの縁で止まりかけながらも、見事にカップに吸い込まれた。このホールでパーをセーブした林は、優勝を確信。終わってみれば、2日間通算154ストロークで2位と4打差をつける圧勝で史上初の大会連覇を達成した。偉業を果たした林は、「この2日間は本当にプレッシャーを感じていました。家族やコーチ、職場の仲間が励ましてくれて、2連覇できたと思います。」と周囲への感謝を語った。来年、大会3連覇の話しに水を向けられると笑顔で「連覇をしたことで、自分を目標にしてくれる選手も出てくると思います。その思いに答えられるように自分自身を磨き続けたいと思いますし、それを励みに練習に取り組みたい。」と強い決意を話した。

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