初出場初優勝を狙った小林弘実だったが、アプローチの距離感に苦しみ5ボギー・1ダブルボギーの７９でホールアウト。通算11オーバーパーで2位タイに終わった。小林は、2番でグリーン手前から30ヤードのアプローチを寄せ切れずボギーが先行すると、3番もアプローチをミスして連続ボギー。6番も3パットでスコアを落とし、３９でハーフターン。それでも、首位を行く増田とは1打差で優勝も充分狙える位置にいたが、10番で三度アプローチをミスして、ダブルボギーを叩き、初出場初優勝の夢は潰えた。
「やはり、練習不足ですね。ショットは、どうにかなるのですが、アプローチの距離感は取り戻すことができませんでした」と悔しさをにじませる。「ノーバーディーのゴルフは、精神的にも疲れますね。でも、シニアルーキーの自分が疲れたなんて言ってはいけませんよね。来年は、雪辱します」と、早くも来年の女子シニアに視線を向けた。
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