今年の関東女子学生で綾田紘子を退け初優勝を果たした小川陽子（専修大２年）が２バーディー・２ボギーのイーブンパーにスコアをまとめ５位タイにつけた。
関東女子学生を制してから「周囲から日本女子学生も頑張れと応援されるのですが、それをプレッシャーに感じていた」小川。それでも、１番で１４０ヤードの２打目を７番アイアンで５０センチにつけるスーパーショットで「これでショットは大丈夫」と自信を深めてからは、徐々にプレーに集中し、雑音も忘れられたようだ。練習ラウンドから、「セカンドショットのときにグリーン面が見えないホールが多くて、難しく感じていました」コースを好調なドライバーショットを頼りに必死になっ
て攻略していく。後半になると「ショットの距離感が狂い始めて、ショートばかり」になるも、それをパットで補っていく我慢のプレーだった。
「自分は弱気な性格なのか、守りのゴルフばかりをしていました。関東女子学生を前に、チャンスの時には積極的に狙おうと考え方を改めて」優勝を手にした。今日は４つのパー５で１アンダーパー。「できればパー５はバーディーを獲りたい」と、積極性も出てきた小川。新たなプレースタイルが、初の日本タイトルを手元に呼び込むのだろうか。
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