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競技報告
【19歳初日、宮里はイーブンパーとスコアをまとめチームに貢献】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
9番バーディを決める宮里
今日、10月10日、宮里は19回目の誕生日をオーストラリアで迎えた。
「昨日、18歳最後の日をアンダーパーで回れたので、今日もいいゴルフをしたかった」と語る宮里の19歳記念すべきファーストショットは、予定通りのナイスショットだったにも関わらず、不運にもフェアウェイのこぶにキックし、左林の木の根元へついた。右のラフからピン横5mにつけるも、残念ながらこのパーパットを沈めることが出来ず、ボギースタートとなってしまった。これでリズムを掴み損ねた宮里は、3番のパー3でも、ティショットを右の風に流されてバンカー手前に持っていかれると、リカバリーショットはトップしてグリーン奥のバンカーへ。「最初と最後の
3ホールが大事なことは嫌というほどわかっていたはずなのに、出だしから2オーバーパーで、何やってるんだろうと思いました。とにかく切り替えよう」と、いつもはプレー中触れることのない髪をほどくと、気合を入れて結いなおした。これが功を奏したのか、直後の6番パー5で、アプローチショットを4mにつけると、これをしっかり沈めて本日初バーディ。

圧巻は9番。ティショットを残り94ヤード地点まで打ち切ったものの、セカンドショットは固いグリーンに跳ね、ピン奥10mまで転がった。ここでグリーン横のリーダーボードを見て、オランダと競っていることを確認すると、「入ると思ったし、ラインも見えました」と、このロングパットを強気に正面から沈め、イーブンパーに戻した。続く10番も「これも入ると思いました」と、手前8mのスライスからフックの難しいラインをきっちりと沈めて、1アンダーパーとスコアを伸ばし、同組のChristel Boeljon(オランダ)を捉えた。このまま、一気にスコアを伸ばしたい宮里だったが、鬼門の13番から16番で、今日も3~4mのバーディチャンスをものに出来ず、完全に波に乗り切ることが出来ない。

そして、迎えた17番パー3。昨日も3パットで痛恨のボギーとしたホールだが、今日もティショットを左手前のバンカーに入れ、ボギー。ホールアウト目前でスコアをひとつ落とし、結果、3バーディ・3ボギーの73・イーブンパーで19歳初日を終えた。

「アンダーパーで回りたい気持ちは強かったですが、でも出だしが悪かったので、イーブンパーに戻せて良かったと思います。ショットも日に日に調子が上がっているので、明日の西コースはとにかく手前から攻めたいと思います。3度目にして初の最終日、最終組でのラウンド。正直、実感は湧きませんが、1打で試合が動くということは判っているので、とにかく雰囲気に飲まれず、相手のペースにはまらず、自分のリズムでプレーを貫くことが大事になると思います。そうすれば、きっと結果もついてくるはずですから」

宮里にとって、おそらくナショナルチームとして最後のラウンドとなる明日。ひとつ大人になった宮里が悲願の3位入賞へとチームを導いてくれるか。

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