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競技報告
【酒井は1オーバー・73とスコアをまとめ、13位タイ】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
「やっちゃいました…」ホールアウト後、酒井はそう口にして戻ってきた。17番まで3バーディ・3ボギーのイーブンパーと好スコアをマークしていた酒井は、18番の5mのバーディパットを前に欲が出たと言う。1オーバーと勘違いをしていた酒井は、何とかイーブンパーに戻そうと強気で狙ったパットは、2mオーバー。返しを入れることが出来ず、最終ホールで痛恨の3パットボギー。1オーバーで2日目を終えたが、トータル9オーバーで13位タイに順位を上げた。

出だしの1番から、10番、18番。今日3つのボギーは全て2~3mを入れられず3パット。しかし、「決してパッティングの調子は悪くない」実際、9番はセカンドを8番ア
イアンで2.5mにつけてバーディ。12番も残り100ヤードから3mについたバーディチャンスをしっかり沈め、ものにしている。「ラインも読み違えていないし、距離もそこまでずれているわけではないので…3m前後のパッティングはそういうものなので仕方ないと思ってます」とさばさばと語った。

フェアウェイキープも良く、ショットがピンに絡んでいることが自信を持たせているのであろう。パーセーブした3番は4m、15番ではティショットをカップ横1mにつけ、日に日に調子を上げている酒井。女子のトップに立ったLaetitia Beck(イスラエル)とは4打差。たった1打のバンカーショットやラフショットから一気にスコアを崩す選手が後を絶たないこのリンクスコースでは、逆転も不可能ではない。しかし「2日間オーバーパーなので、明日はせめてイーブンパーで回りたいです。それに、今日以上にバーディが取れれば…と思います」とあくまで堅実に、淡々と目標を語った。

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