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競技報告
【伊藤はまさかのワーストスコア90で、39位タイに終わる】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
ホールアウト後、言葉少なにロッカールームへ向かった伊藤。出てきた時には目を赤く腫らしていた。
恐らく伊藤自身も初であろう、1ラウンドでショートホールを含む2回のロストボールで、5ボギー・5ダブルボギー・1トリプルボギーの18オーバーパー・90は、本日のワーストスコアであった。「この選手権に向けて、練習場やコースで風対策のための低い球や、色々な打ち方を練習してきたのに…その練習はなんだったんだろう…」うつむきながらそう口にした。

リンクスコース特有の風と雨が吹き荒れた第3ラウンド、伊藤は必死で低い球を打とうと押さえて打つも、そんな伊藤をあざ笑うかのように、球は軽々と吹き上げられ、ある時は
ポットバンカーのあごへ、ある時は深いブッシュの中へと運ばれて行った。
3番、4番、5番となかなかパーオンできずにボギーを重ねると、6番のショートホールではグリーン手前の傾斜に狙って落としたボールは、高く跳ね、グリーンを大きく越え、林の中へ。同伴競技者とともに目を疑うような光景であった。結局ボールは見つけることが出来ず、ショートホールでまさかのトリプルボギー。
ショックを隠しきれない伊藤は、続く7番もグリーン横から奥のブッシュに打ち込み、ボギーとすると、8番でも、バンカーのあごにティショットを打ち込み、アプローチはピンをキャリーで超えていき、ダブルボギー。前半だけで9オーバーパーと大きくスコアを崩した。

気持ちの切り替えもままならないままターンした伊藤は、パッティングにも不調をきたし、11番、12番と1m半のボギーパットを沈めることが出来ず連続ダブルボギー。その後も、ティショットは風に負けずフェアウェイをキープするも、セカンドショットをことごとくバンカーやラフに入れ、崩れて行くスコアを押さえることが出来なかった。最終18番では、右のブッシュを避けようと、左を向いて打ったティショットが一番恐れていた右のブッシュへ。本日2度目のロストボールとし、ダブルボギーでホールアウト。トータルでも32オーバーパー・248で、39位タイと悔しい結果となった。

「自分の球は風に負けて流されていくのに、一緒にプレーした子の球は地を這うようで、落としたいところにきちんと運んでいました。何が違うんだろう…。自分にはまだまだそういう練習が必要だと思いました。ただ、ドライバーはこの風の中でも通用したので、逆に自信がつきました。フェアウェイ真ん中から打てているのに流されてしまったアイアンが問題ということですが。パッティングも、パーパットなら入るのに、同じ距離のバーディパットは全く入らなくて…気持ちの問題ですよね。
このようなコースも初めてですが、男女混合のツーサムというこのような試合形式も初めてで、色々と勉強になりました。女子選手は距離が出ない分、ショートゲームがすごく上手いし、男子はやはり距離もすごかった。各国のチャンピオンばかりで、技も多彩で本当に色々と勉強できました。この経験を活かして、また頑張ります」
最後は前向きに今後の課題と反省を語った伊藤は、チームジャパン・ジュニアとして2年目。本年度は、台湾でのネイバーズトロフィー、米国での世界ジュニア、そして今回、英国での選手権と多様な経験を積んだ。この経験を彼が今後どう活かし、成長して行くのかが楽しみである。

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