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競技報告
【「優勝でジュニアを卒業したい」-単独トップ松山英樹の願い】
第1日 競技報告:塩原義雄 写真:JGA
4アンダーパーの67をマークしてトップに立った松山英樹は四国の明徳義塾高校3年生。身長179センチの大型プレーヤーだ。昨年大会3位タイで、今大会はシード選手としての出場だった。練習ラウンドでは、ショットがブレて「スコアがまとまらなかった」そうだが、本番前に「とにかく、自分のリズムでスウィングできるように」と調整に励んだという。

「悪くなると、打ち急ぐようになるのが、自分のクセなので、そこを意識して調整しました」そして、これぞ、自分のリズムと確信できたのが、2ホール目、11番パー4のティーショットだったという。「バランスを崩すことなく、気持ちよく振り切れた」というドライバーショットはフェア
ウェーの狙ったポジションからはずれることのない正確な弾道を描いて飛んでいった。リズムが一瞬崩れかけたのは、16番パー3だった。174ヤードを7番アイアンで狙ったのだが、ボールは右奥ラフにこぼれた。ここからのアプローチショットを寄せ切れず、2.5メートルのパーパットもはずして、この日唯一のボギーを叩いたときである。ひとつのミスが、それまでのゴルフを台無しにしてしまうことがある。松山にも、そうした苦い経験があった。

「昨年のこの大会は3位タイ。今年の日本アマでは1打足りずにプレーオフに加われなかった。ほんの1打、2打の違いだから悔しいのです。あとで振り返れば、なんとかなっていたと思えるプレーが沢山あります。だから、ラウンドでの自分にテーマを課しました。それは、ミスしたときに、そのミスを次の1打に引きずらない、ということでした」ボギーを叩いた後の17番、すぐにバーディを取り返した。ティーショットは、わずかに右ラフまで転がってしまったが、そこからの第2打でグリーンをとらえ、7メートルのパットを沈めたものだった。崩れない。すぐに立て直せる強さを持つ自分がいた。精神的なたくましさが、胸の内に育っていた。前半を2アンダーパーで終えて後半にターンしてからも危なげないプレーを続け、2バーディを加えての4アンダーパーでトップに立った。

「これが、最後の日本ジュニアなので、明日からも、第1日と同じように穏やかな気持ちでプレーを続け、優勝という最高の形でこの大会を卒業していきたいと願っています」


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