HOME
Championship [本選競技]
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
歴代優勝者
主な記録
本選競技日程
Championship Reports
競技報告
【「優勝したい」TJJの加藤が2位タイスタート】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
「優勝したいです」首位の松山英樹と1打差の3アンダーパー2位タイで第1ラウンドを終えた加藤龍太郎(岡山県作陽高校1年)は、力強くそう言い切った。
この日の加藤は、「ティーショットもアイアンショットも良かった」という通り、スタートの1番でセカンドショットを1メートルにつけてバーディ発進を決めると、5番ではバンカーからの3打目を2メートルに寄せてバーディ。前半を2アンダーパーで折り返す。後半も14番で30ヤードのアプローチを50センチに寄せてスコアを伸ばすと、17番では残り80ヤードをサンドウェッジで1メートルにつけて、この日4つ目のバーディーを決めてみせた。このままのスコアでホールアウトしたい
加藤だったが最終18番で落とし穴が待っていた。グリーン手前からのアプローチを4メートルと寄せ切れなかった加藤は、このパーパットを決められず、痛恨のボギー。首位スタートを目前にしながら、最後の最後に悔いが残るプレーをしてしまった。「最後のボギーが痛かった。それまでノーボギーで耐えていたのに、簡単なところからボギーを打ってしまった」と唇をかむ。

加藤は2007年に発足したチームジャパン・ジュニアに1期生として選考されて以来、本年まで3年間連続でメンバーとして活動を続けてきた。ショットメイキングとアプローチに技術に非凡な才能を持つ加藤だが、筋力では見劣りがしていた。チームジャパン・ジュニアでは、筋力トレーニングを中心としたメニューに取り組み体力もつき始め、持ち前の柔軟性もあって、メンバー中でも随一の身体に成長してきた。その努力が報われ、今年の世界ジュニアゴルフ選手権に初出場を果たした加藤。ひそかな自信を胸に世界の舞台に踊り出たが、それは霧散した。世界のトップレベルのアプローチとショットの技術。なによりも体格と飛距離の違いは、加藤の想像を超えるものだった。「海外の選手との飛距離の差を感じたし、スコアのまとめ方、アプローチやパターも違うと感じました」世界を経験した加藤は、体力トレーニングに取り組む姿勢も変化している。今では、試合中でもトレーニングを欠かさず、更なる飛距離アップを目論んでいる。努力し続ける才能を持つ者だけが、頂点にたどり着ける。強い気持ちを持った加藤がどのようなプレーでそれを表現してくれるのか、明日が楽しみだ。


その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査