「最後の日本ジュニアなので、楽しみたい」昨日のラウンド終了後、そう話していた森博貴（福井工業大学附属福井高校3年）だったが、第2ラウンドは一転、ボギーが先行する苦しい内容で、表情を曇らせた。
10番スタートの森は、14番でティーショットを右の林に打ち込むミスでダブルボギー。17番も2メートルを外してボギーと前半で3ストロークもスコアを落としてしまった。
後半も3番でボギーと「本当に苦しい展開で…ずっと我慢のプレーでした」と、胸中を振り返る。溜飲を下げたのは、上がり2ホール。8番では20ヤードのアプローチを直接ねじ込むチップインバーディー。18番では5メートルを沈めて、どうにかこの日2オ
ーバーパーにスコアをまとめた。
「今日は、昨日のような楽な気持ちにはなれなかった。決してショットは悪くなかったのに、先にバーディーを奪えずに自分で流れを悪くしてしまった」と、悔やむ。「明日が日本ジュニアで最後のプレーになるので、自分の出来ることを確実にやる。それだけを考えて、悔いが残らないようにしたい」と、有終の美を飾るべく、気持ちを切り替えていた。
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