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競技報告
【トップの本多は不安いっぱい、2打差の柏原は自信満々。好対照の二人】
第1日 競技報告:塩原義雄 写真:JGA
柏原明日架
本多奈央
1オーバーパーの74でトップに立った本多奈央(吉原二中学2年)と、2打差の2位タイにつけた柏原明日架(東大宮中学2年)は同組対決だった。昨年の全国中学校ゴルフ選手権・春季大会で同じ組でラウンドして以来仲良くなったという両選手。ホールアウト後のやりとりは、周囲を笑いの渦に巻き込まずにはおかなかった。
 
第1ラウンドを振り返って、よかったところは?
 本多「うーん…」
すかさず柏原が口をはさむ。
 「奈央のよかったところは、うーん…じゃなくて、うん(運)です。なにしろ、チップインが2回ですから」
 本多「え、どこでやった?」
 柏原「本人は何も覚えていないようなので、代わって私がお
答えします。10番からスタートして17番と1番ホールの2回です」
このあたり、完全に柏原ペースだ。その柏原は「7月の日本女子アマのとき、私もラウンド後は、何も覚えていない状態になりましたから、奈央の今の状態がよくわかるんです」と、しっかりフォローを入れることも忘れなかった。
 
二人は第2ラウンドも同じ組での対決となる。どんなゴルフを心掛けるのだろうか。そう水を向けると、対照的な答えが返ってきた。
 本多「私は、いつも2日目がダメなんです。まぐれが、なくなってしまう。運を使い果たしてしまうからでしょうか」
 柏原「私は、逆です。2日目の方が、スコアがまとまるタイプです。ラウンドが進むほど集中力が高まっていきます」
逆転を狙う柏原には、大きな理由がある。実は、日本女子アマチュアゴルフ選手権競技でのベスト8で10月の日本女子オープンゴルフ選手権への出場権を手にしていたのだが、「お母さんがエントリーの締切日を忘れていて、期日を過ぎてしまったのです」。だから「せめて、この大会に優勝しないことには、お母さんのショックが大きすぎる」

第1ラウンドでは「ラインを読み切れずに、パットが決まりませんでした。もっとバーディーを増やさないといけない」と柏原。そのために「第2ラウンドでは、移動を速め、グリーンに早く行ってラインをしっかり読むようにします」
それを聞いた本多が、今度は切り返す。
「大人やねえ。しっかり対策を練っているし、カッコいいコメントになっているもの。私は、今日の下手なバンカーショットで明日架に笑われたから、明日はバンカーに入れないようにします。と、いいながら、やってしまうのが第2ラウンドの私なのであります。どうしよう…」
どこまで本気なのか、さっぱりわからない二人ではあった。

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