2009年度(第46回)日本女子学生ゴルフ選手権競技が、男子に次いで明日26日いよいよ開幕する。
熱戦の舞台となるのは同じく江戸崎カントリー倶楽部の南コース。本選手権には、各地区学生連盟主催の地区学生上位成績者ら59名が参加し、開幕前日の25日、各選手が練習ラウンドを行った。
ディフェンディングチャンピオンの小川茉奈美が先日プロ転向を果たした今大会の注目は、日本女子アマチュアゴルフ選手権でランナーアップとなった東香里(同志社大3年)。日本女子アマでは後輩の藤本麻子に決勝で敗れ、健闘を称える周囲の声とは裏腹に悔しさを滲ませた東が、雪辱を期して初の日本タイトルを狙う。
また、東ととも
に今年ナショナルチーム入りを果たした新里菜苗(大阪学院大4年)も、2006年から関西女子学生を3連覇しており、毎年ベスト3に名前を連ねている実力者である。最終学年である今年、悲願の優勝なるか。
また、新里と同じく学生最後の試合となるのは、2007年の日本女子アマチャンピオンである綾田紘子(法政大4年)。女子アマを制した2007年は15位タイ、昨年は8位タイと本選手権ではなかなか周囲の期待に応える成績を出せずにいるが、今年の日本女子アマでは4位に入る復活劇を見せ、2つ目のタイトル奪取に期待がかかる。
その他にも、関西女子学生の新たなチャンピオンとなった園田絵里子(立命館大3年)や、中部女子学生で連覇を達成した宮本唯(愛知産業大4年)に加え、今年は関東女子学生を制した直井梨瑛(法政大1年)を始め、九州女子学生チャンピオンの今村真由美(東海大1年)、北海道女子学生優勝の森末佳代子(北海学園大1年)といった各地区での1年生の台頭も目立つ。
新たなヒロイン誕生をめぐる熱戦を制するのは誰か。熱戦が期待される。
|
