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競技報告
【真鍋が日本タイトル初奪取に王手をかける】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
7度目の日本シニア挑戦で、真鍋高光が初の日本タイトルに王手をかけた。
この日の和木ゴルフ倶楽部は快晴となったものの、池の水面がさざなみ、ピンフラッグが揺らぎ、アドレスを2度、3度と解く選手が散見されるほどの強風が吹きぬけた。北北東の風は、選手の体力とともに気力までも剥ぎ取り、スコアメイクをままならぬさせ、ホールアウト後にはため息を漏らす姿がみられた。
この厳しいコンディションの中で、2アンダーパーの単独首位で第2ラウンドをスタートした真鍋は、1バーディ・4ボギーの75でホールアウト。通算1オーバーパーで単独首位を堅守して、明日の最終ラウンドを迎えることになった。10番ホールからスタートした真鍋は、12番で50センチのパーパットを外す「イージーミス」でボギーが先行。16番ではグリーンエッジから3パットで2つ目のボギーを叩く。18番では、2打目を左に引っ掛けてあわやOBというミスショット。ギリギリでOBの手前のカート道路に止まった球は、救済処置を行い、3打目でピン手前にオン。これを2パットのパーで凌ぎ前半を38で終える。
後半、1番でフェアウェイ真ん中からの130ヤードの打ち上げのセカンドショット。強い追い風を計算し、9番アイアンで放ったこのショットは、イメージよりも風に乗ってピン奥6メートルにオン。「下りのパッティングは、相当転がると思って…」打ち出された球は、1.5メートルもショートし、この日2つ目の3パットでボギー。6番では「まだまだ本調子には程遠い」というティショットが左へ。池の方向に飛んでいったこのショットは池の縁のラフに辛うじて残った。真鍋はこのホールをボギーで切り抜けると、8番(パー3)で5番アイアンのティショットが1メートルにつき、初バーディを奪って、37にスコアをまとめた。
7度目の日本シニア挑戦で初戴冠に大きく前進した1日だったが、「今日のゴルフは、バタバタでした」ホールアウト後、苦笑いを浮かべながら話す真鍋。「第2ラウンドは50センチのパーパットを外し、3パット、ティショットがあわや池…3回の大きなミスはあったが4ボギーで抑えられたので、上等です」疲れた表情を見せる。「自分のティショットは低い球なのですが、今日も良い当たりが出ず、全てトップ気味。でも、それがこの強風では良い結果に繋がった」と安堵の息を漏らす。過去に最終ラウンドを首位で迎えながら、逆転負けを喫した経験もあるという真鍋。「まずは、もう少し落ち着いたプレーが出来るように」と同じ轍を踏まないよう、慎重なプレーを目指すが、「明日は天気が悪そうでしょう?僕は雨が苦手なんだ…」初タイトルを手中に収めるためには、明日も苦難の18ホールが真鍋を待っている。


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