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競技報告
【怪我の功名がもたらした三木の首位スタート】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
痛みを堪えてのラウンドとなった三木
「18ホール無事完走できてほっとしてます」と、ホールアウト後の三木のコメントは、首位に立った選手とは思えないほど、力強さを逸していた。

中学校教員の三木は、10日前にバレーボールの授業でスライディングレーシーブの練習中、肋骨を強打し負傷。一時は今大会の出場を危ぶまれたものの、なんとかプレーするまでに回復したが、インパクト時に痛みが走り、満足にフルスイングできない状態での出場となってしまった。「今回は満足に36ホールプレーできればいいと思って、全く無欲でプレーしました。」と三木。この無欲が功を奏す。

序盤三木は、2番を3パットのボギーとするも、3番で5メートルのバーディパットをねじ込
みイーブンに戻す。その後は、三木の最大の武器である飛距離の出るティショットを封印し、普段よりも10~20ヤード距離を落としコントロール重視のティショットに切り替え、アイアンショットも1~2番手落とし、ピンを狙わずグリーンセンター狙いと徹底したコースマネジメントで6番までパーを重ねた。「距離を出す必要がなかったので、どのショットも力まず打てた」と終始リラックスした状態でプレーを続けた三木は、7番パー3をバーディ、9番で3パットのボギーとするも前半をイーブンパーで折り返した。後半に入っても、三木は気負うことなくパーを重ね、12番で4メートル、13番で3メートルのバーディパットを沈め2アンダーまでスコアを伸ばした。続く14番をこの日3回目の3パットでボギーとするもその後は、安定したプレーで後半を35とまとめ、4バーディ、3ボギーの1アンダー・71で第1ラウンドを無事完走した。

「毎年、優勝、日本女子アマシードなど狙い、力が入ってしまっていたが、今回は、本当に体は痛かったが、気持ちは楽にプレーできました。コースも短かったので助かりました。」と心底ほっとした様子の三木。

史上初の本大会3勝、日本女子ミッド、日本女子シニア同年優勝と明日の三木のラウンドは多くの快挙を試みるものになる。優勝経験の豊富な三木をもってしてもプレッシャーは大きい。18ホール今日のように完走を目指してプレーできるかが、偉業達成の大きなポイントとなりそうだ。

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