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競技報告
【優勝争いは最終ホールまで縺れる展開になった】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
落合美詠子
西山敦子
混戦が予想された優勝争いは、最後ホールまで縺れる展開となった。

序盤、最終組を中心に展開された優勝争い。1番、2番を4人ともパーで終え、息の詰まる緊張の中次のホールへ。「久々にピリッとしまった緊張感に気合いが入った。」という三木は、昨日同様にインパクトごとに痛む肋骨の痛みに耐えながらも、3番を他の3名がパーとしたのに対し、3メートルのバーディバットを決め1歩抜け出す。三木を2打差で追う西山だが、1番から3番まで4メートル以内のバーディチャンスにつけるも決め切れず、三木にバーディを先行されると、焦りからかショットがぶれ始める。それでも、6番まで寄せワンでパーを拾い必死に三木に食らいつく。
ホールアウト後健闘をたたえる三木


「他の選手はバーディパットが全然決まっていなかったので、3番でバーディを先にとったので気持ちに余裕ができた。」と三木は、7番でアプローチをミスし、この日初ボギーをたたくも、西山もアプローチを寄せきれずボギーとしてしまい差が縮まらない。迎えた8番、4メートルのバーディパットをど真ん中から沈め、3アンダーまでスコアを伸ばすと、対する西山は、2メートルのパーパットを外し2連続ボギー。三木との差は5打差に広がってしまった。前半のハーフを終え、トップは3アンダーで三木、5打差の2位に西山、伊井沓澤、と前半を34で回った6組前の落合が並び、優勝争いは、この5人に絞られた。

後半の出だしの10番で、西山がフェアウェイ真ん中にそびえる大きな木がスタイミーになり、レイアップをするなどのトラブルで4オン3パットのトリプルボギーをたたき万事休す。伊井も10番をボギーとし後退。三木は危なげなくパーを重ね、14番を終了し、スコアを1つ伸ばした沓澤と落合が4打差で三木を追う。

迎えた14番。ここで大きく試合が動き始める。三木がティショットを右のバンカーに入れ、2打目をダフッてボギーとすると、続く15番では、ティショットを左に曲げOB。このホールをダブルボギーとし一気にイーブンパーまでスコアを落とす。この時点で6組前の落合が、この日のベストスコア68をマークし通算イーブンパーでホールアウトしており、三木と並んでトップに立った。三木の1組前の沓澤は15番パー4で、ティショットを林に打ち込み、3オン3パットのダブルボギーとし大きく後退。その後18番でも3パットでボギーとし通算4オーバーと3位で大会を終えた。

15番まで他の選手のスコアを知らなかった三木は、同行競技委員にスコアを聞き、落合と並んでいることを知ると「残り3ホールで絶対バーディを奪って勝つ」と、気合いを入れ直した。続く、16番パー3では、ティショットを2メートルにつけるも決め切れず、17番では2メートルのパーパットをねじ込み、優勝の行方は最終18番パー5へ。

「ドラマチックに終わらせる」そう自分に言い聞かせて放った三木のティショットは、フェアウェイセンターへ。3ウッドの2打目も会心の当たりで残り70ヤードまで運んだ。「今大会のベストショットだった」という、アプローチでの3打目はピン横1.5メートルにナイスオン。優勝のかかったバーディパットもど真ん中から沈めて、2003年以来となる本選手権3勝目を、史上初の日本女子シニア、日本女子ミッド同年優勝、本選手権最年長優勝と記録づくめので飾った。

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