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競技報告
【宇佐美も不本意ながら+1で復調の兆し】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
昨日の第1ラウンド、前回大会の悔しさを唯一知る宇佐美は、雪辱の二文字を自分に課し、その自らに課した重責で苦しい1日となってしまった。

「パーセーブを意識し過ぎてスウィングまで振り切れなかった」と昨日その苦しい1日を振り返った宇佐美は、2日目の今日は昨日の分まで取り戻そうと積極的なゴルフを意識してスタート。しかしすぐに完全復調とはならなかった。

出だしの11番パー3で、ティショットをサブグリーンに乗せるトラブル。アプローチを2mに寄せて凌いだものの、続く12番でこれまで3番ウッドで打っていたティショットをクリークに持ち替え、これが右にOB。スタート直後で痛恨のダブルボギーを叩いてしま
12番で痛恨OB
う。しかし、「ショット自体の調子は決して悪くない」と、続く13番で残り130ヤードのセカンドショットを9番アイアンで1.5mにつけ、すぐさまスコアをひとつ戻すと、どうしてもバーディの欲しい16番パー5では、グリーン手前からのバンカーショットを8mに乗せ、これを気合でねじ込み、あっと言う間にイーブンパーにスコアを戻した。

「今日は前半からスコアを伸ばしたかったので、あの12番のOBは痛かったですね。あれがなければ違ったラウンドになったと思うんですが。それでも前半でスコアを戻せたので、その後は良い流れでプレー出来ていました」と、その後は言葉通り危なげなくパーを積み重ねていった。

しかし、4番パー5のチャンスホールでバーディを奪えず、「悪くはないんですが、もうひとつなんですよね。あれが取れればちゃんとリズムを掴めたんですが…」と、「アンダーで回れる位の調子」という自覚のある宇佐美にとっては、スコアが伸ばし切れないことに対するフラストレーションが溜まっていたようだ。残りホールが少なくなることで多少なりとも焦りが出たのか、7番でティショットをひっかけ左のハザードへ入れボギーとすると、「このミスショットが尾を引いた」と、続く8番でも残り130ヤードから9番アイアンで放ったセカンドショットがグリーン左手前のバンカーの顎に打ち込みこれが大目玉となるピンチ。ピン方向には出せないと判断した宇佐美はこれを左のサブグリーンへ出して、アプローチを2.5mに寄せ何とかボギーで抑えるも、またも上がり3ホールのジンクスが宇佐美に付きまとう。

しかし、このままでは終われない宇佐美は最終9番パー5のラストチャンスで、セカンドショットを3番ウッドで残り10ヤードまで運ぶとこれをきっちり1mにつけバーディフィニッシュ。納得はいかないものの、トータル6オーバーパーの個人14位タイまで順位を上げ、何とか面目躍如で2日目を終えた。

「結局こういう方向性の大事なコースでやってはいけないミスを12番で犯してしまって、終わってみればそれが最後まで響いてしまいました。調子は悪くないのに、パープレーが精一杯になってしまって…」と、自分自身の調子と結果が噛み合わず、かなり疲弊した様子の宇佐美。「後は後半ですね。最近、後半になるとショットが乱れてしまうので、7番のようなミスショットを引きずってしまって」と不安要素もまだ残るようだが、「明日はまずミスを減らして、先にバーディを獲って、アンダーパーで回りたいです」と、明日の第3ラウンドに「今度こそ」の強い思いを窺わせた。

「やらなきゃいけないし、やれるだけの自信はある」と大会前に話した自らの言葉を有言実行なるか。前回大会で3日目に単独首位から一気に5位まで大きく順位を落とした過去を知るエースが、明日その真骨頂を見せる。

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