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競技報告
【川村がベストスコアタイとなる69をマークし個人戦で3位に順位を上げる】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
練習ラウンドから1日ごとにスコアを伸ばしてきた川村昌弘(福井工業大学附属福井高校2年)が、第3ラウンドにしてアンダーパーの領域に足を踏み入れた。

アイアンショットの切れが持ち味の川村は、「今日は、1番の2打目がピンに向かって2.5メートル。2番も納得のいくショットが打てて、落ち着いてプレーが出来た」という通り、3番でセカンドショットを1メートルにつけてバーディーを奪う。前半は、6番で4メートルのパーパットを外し、7番で3パット、8番では4パットのダブルボギーとパットに苦しむ姿が見られたが、9番でアプローチを寄せてバーディーを奪い、38と粘り切った。「相性がよい」という後半。

川村は
一気にスコアを伸ばす。10番でバーディーを奪った川村は、13番で3メートル、14番で7メートルのバーディーパットを「自分の前にアプローチを打った台湾の選手のおかげでラインが見えた」とノムラカップ初出場とは思えない冷静な観察眼で見事にカップに沈めてみせた。続く15番も3メートルを決めて3連続バーディーとした川村のクライマックスは、16番パー5だった。

左にミスしたティーショットはカート道路に当たって、OB方向に。フォアキャディーがOBの旗を揚げたが、しばらくしてそれを撤回。ボールを捜しに行った川村の目に入ったのは、カート道路を転がって残り200ヤードのラフまで転がっていた1打目だった。この幸運を川村は逃さなかった。5番アイアンで打ったセカンドショットはピン右7メートルに2オン。イーグルパットを慎重に沈めた川村は、4ホールで5ストロークスコアを伸ばしてみせたのだ。

最終18番こそ、ボギーを打ったが、この日は1イーグル・6バーディー・3ボギー・1ダブルボギーの69。日本チームでただ一人のアンダーパーをマークした川村は個人戦でも3位タイに順位を上げて、チームの3位死守に貢献した。好プレーを見せた川村だが、「前半、7番で入れたいという気持ちが入ってしまって3パット。8番もそのショックを引きずって4パット。学習能力が無いですね」と自嘲気味に笑う。「スコアだけを見れば最高ですが、課題もあります。今日は幸運もあって流れに乗れましたが、3パットが2回に4パットも…」と16歳という年齢とは思えない泰然自若な物言いで今日のプレーを振り返る。

「今日まで一生懸命プレーしているので、悔いはありません。でも、明日の最後のプレーぐらいは、自分の理想のプレーをしたい」川村にとって理想のプレーとはノーボギーでホールアウトすること。チーム最年少の川村が、自分の理想に一歩でも近づけるプレーが出来れば、チームに最も貢献することになる。それに加え、来年以降のナショナルチームに一筋の光明が射してくるかもしれない。

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