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競技報告
【韓国が大会新記録となるチーム通算-30で2度目の優勝。日本チームは歴代ワーストの24位に終わる】
第4日 競技報告:JGA 写真:USGA
第24回エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフ選手権は、アルゼンチン・ブエノスアイレスGCとオリボスGCで、現地時間22日に第4ラウンドが行われた。

優勝は、この日もチームスコアを5つ伸ばした韓国が大会最少ストローク優勝を30アンダーパーとして1996年大会以来2度目のチーム優勝を果たした。なお、韓国チームは、個人戦でも通算13アンダーパーでホールアウトしたJung-Eun Hanを筆頭に、2打差の11アンダーパーのJi-Hee Kim、さらに1打差にHyun-Soo Kimの3人が上位3位を占める圧倒的な強さを見せ付けた。

3位入賞を目標に背水の陣で最終ラウンドを
Cydney Clanton(USA)
スタートした日本チームだったが、気負いが裏目に出たのか、3パット、アプローチなどのミスを多発し、前半から3人がスコア崩す。3日間、エースとしてチームを牽引してきた堀奈津佳(寒川高校3年)は、2バーディ・6ボギーの76とスコアを落とし、通算5オーバーパーで40位タイ。日本ジュニアで逆転優勝を果たし、最終ラウンドの爆発が期待された比嘉真美子(本部高校2年)も11番でダブルボギーを叩くなど2バーディ・7ボギー・1ダブルボギーの79と大乱調で通算10オーバーパーの62位タイ。

3日間、ショットメイクに苦しんでいた福田真未(沖学園高校3年)も復調はならず、1イーグル・1バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの77でホールアウト。通算13オーバーパーの76位タイと3人が最終ラウンドに大きくスコアを崩して、チーム通算9オーバーパー。24位タイと世界女子アマ史上ワーストの順位で本選手権を終えた。

日本とは異なる慣れない環境への順応、厳しいコースセッティングへの対応、最終ラウンドにミスが多くなりスコアを落としてしまう精神力の問題と、いずれも大きな課題を残す世界女子アマとなった。

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