HOME
Championship [本選競技]
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
歴代優勝者
主な記録
本選競技日程
Championship Reports
競技報告
【尾島は、単独首位スタートにも「たまたま」】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
尾島純市(南九州)は、今年ミッドシニア入りの初出場で単独首位スタートを切り、周囲を驚かせた。曇天のなかで気まぐれに降る氷雨で各選手がスコアメイクに苦しむ中、大会連覇を狙う大川でさえイーブンパーでホールアウトした厳しいコンディションにもかかわらず、ダークホースともいえる尾島が5バーディ・ノーボギーの完璧なプレーを見せた。

しかし、当の本人はただ一人のアンダーパーで単独首位にも「たまたまですよ」と素っ気ない。「ティーショットでフェアウェイを外しても、アプローチが寄ってくれたり…ついていました」と、淡々としたもの。それでも、「4から5回あったボギーのピンチも2メートル前後のパーパットが入ってく
れた」と、好スコアの要因を話してくれた。それに加えて、「昨日の練習ラウンドで、このコースは距離がないから。

ドライバーでがむしゃらに振るよりも、軽くコントロールを重視して」ティーショットが安定したのも、5バーディにつながった。なかなか笑顔を見せてくれず、ラッキーを強調している尾島。それも、じつは「パッティングのときにイップスがある」から。今日のプレー中にも「途中、パッティングが気持ちよくできず、アドレスのときに球と自分との距離を近づけてみた」と試行錯誤を続けてきた。

イップスは心の病からくるものとも言われている。完璧に克服することは自信を回復させることだろうが、まだ、尾島はそこまで確信を持ったプレーが出来ていないのだろう。しかし、ノーボギーで終えられた今日のプレーが尾島自身の新しい扉を開けることになるかもしれない。所属の南九州ではクラブチャンピオンを3度獲得しているが、全国大会には本選手権が初出場。

もちろん全国大会での優勝争いも初めてだが、明日のラウンドで、もし尾島が新しい扉を開くことが出来れば、その先に光り輝く優勝杯が待っている。

その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査