今年の関東女子ゴルフ選手権で初優勝を果たした永井花奈（ファイブエイト）は1回戦で昨年の日本女子学生チャンピオンの佐藤絵美（泉国際）を1upで下して、2回戦に進出。その相手は、鴻上ほの花（新居浜）を5and4で退けて勝ち上がった植竹希望（ロイヤルスター）だった。関東勢同士の顔見知りでのマッチアップとなったこの試合は、前半を終えてオールスクウェアの接戦となった。
「1回戦は大差をつけることが出来たけれど、自分でバーディを奪ったわけでもなく…正直自分の内容は良くなかった」植竹。「自分もバーディが獲れなくて…粘り合いの勝負だった」という2人の試合が動いたのは、12番。このホールで2回戦初バーディ
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| 1回戦学生チャンピオン佐藤とのマッチアップ |
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| ２回戦ホールアウト風景 |
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を奪った植竹が1upとリードを奪う。しかし、15番で今度は永井がバーディを奪いオールスクウェアに戻すと、17番では植竹のボギーで永井が1up。続く17番で再びバーディを決めた永井が2and1で初のマッチプレーで準々決勝進出を決めた。
「17番で先にバーディを決められて、自分が外してしまって…ミスが出てしまった。勝負所でミスが出るのは精神的に弱いところ。パットの技術がまだまだ」と植竹の敗者の弁。
一方の永井は、興奮気味に「1回戦も2回戦も一度も気を許せる場面が無くて…緊張しっぱなし。そのせいか、疲れていると思うのに、それを感じません」と4度目の日本女子アマ出場でようやく手にしたマッチプレー進出の切符で、ベスト8までコマを進めたことに、嬉しさを隠しきれない。「日本女子オープンに出場したい」その目標のためには、明日の準々決勝で勝利を収めるのが絶対条件。「対戦相手が誰になっても、全員が強い選手。簡単には勝てない」ことはわかっているが、日本女子オープン行きの切符を手にするために、準々決勝で途中下車をするわけにはいかない。
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