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Championship Reports
競技報告
【昨年のミッドアマチャンピオン塩月が1打差2位と好スタート】
第1日 競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi
ここ9年の日本アマ出場選手の平均年齢を見ると、最年長が2005年で29.40歳。最年少が、2011年の23.80歳。今年も24歳と若年化であることに間違いない。中でも10代の選手が、この3年間、69人と圧倒的に多く、今年は、60代がひとり、50代が7人、40代が11人、30代が10人、20代が39人である。
「じゃあ僕は、おじさん、ですね(笑)」と塩月純生(オータニにしき)が笑いながら言った。1979年10月4日生まれ、33歳。昨年の日本ミッドアマチュアゴルフ選手権に優勝して、日本アマの出場権を得た選手だ。
過去3回日本アマに出場して、いずれも予選落ちしている。

「過去の大会では、着
替えを2日分しか持ってこなかったんです。でも、今年は4日分持ってきました(笑)」
それは2日間のストロークプレーの予選とマッチで準々、準決勝まで残りたいという心づもりなのかも知れない。
「以前は、目標は日本アマを目指して、出場することだったんです。でも今回は、もう少し…」と塩月は楽しそうに話した。

彼の仕事は、イベント業で、週末は仕事で埋まることがほとんどだ。だから「いまは週1、平日ゴルフが唯一のゴルフの日なんです」と言う。ほかの日は、練習しない。週に1日、ゴルフ漬けの日をつくることで、仕事とゴルフを切り替えている。
「週一と言っても、僕は、例えば、18ホール回った後、あるいは、9ホール回ったあと、練習グリーンで2時間、打球練習、アプローチ練習など、ほんとに丸々1日、ゴルフに費やすんですよ。だから練習時間と、根を詰めるということでは、密度が濃いので、まずまずの練習量になのかも知れません」。

昨年のミッドアマに勝って、冬場に体重が80キロあったものを70キロに落とした。食事制限とトレーニングで、65キロまで落としたのだけれど「ボールが飛ばなくなって、5キロ戻しました。難しいんですよね。体重と飛距離のせめぎ合いが…落としすぎてもダメだし、かといって、太れば、体力が持たないし…そのバランスが難しい」と言った。
実は、よく脹脛(ふくらはぎ)がつる。必ず試合のときに1回はつるという。「それが今回は、昨日の練習ラウンドのときにつって、あー、ラッキー、と思いました。これで試合中は、大丈夫だとね(笑)」。

10番かららスタートして、12、13番とバーディ。18番をボギーとしたものの、4、8番もバーディとして、3アンダーパーの67の2位でフィニッシュした。
塩月には作戦があった。
それは「ボギーを先行させないこと。こう、うだるような暑さで、しかもスコアが伸びると思っているので、そんな中で、ボギーが先行すると、精神的に萎えますからね。ボギーを打てば、イライラする。イライラすれば自分のゴルフができない。それだけは阻止しようと思っていました」。
特筆すべきは、4ホールのパー3のうち、3ホールでバーディを獲っていることだ。特に、8番200ヤードのパー3では素晴らしい5番アイアンのショットで約3メートルにつけるバーディだった。

関西では、飛ばし屋のミッドアマチュアとして有名だが、今回は、アイアンショットの切れ味が、冴え渡ったのだろう。ミッドアマ、ふんばれ! とエールを送りたい。

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