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Championship Reports
競技報告
【大差の勝利のあとは接戦を制してベスト8の山本純也】
第3日 競技報告:三田村昌鳳 写真:Gary Kobayashi
山本純也(立命館大)の1回戦は、圧勝だった。9and7。つまり7ホール残して9up。2011年三好CCの2回戦で優勝した櫻井勝之が竹安俊也を下して以来の大差である。
11番で決着がついたわけだが、1、3番でのオールスクエア2ホールだけで、あとはすべて勝ちホールだった。対戦相手の平石健太も、悔しさより呆気に取られていた。
「マッチが好きなわけではないんですけどねぇ。ただ最近飛距離が出るようになってきて、なんか楽しくプレーできるんです」。

彼がゴルフを始めたきっかけは、よくある父親の影響からではない。ゴルフの連載人気漫画「明日天気になあれ」を読んでからだという。それが10歳 の時だ。
今年12月で21歳になる。
でも2回戦は、1回戦ほど順調ではなかった。対戦相手は、1回戦で大阪学院大の強豪・長谷川祥平(広島紅葉)を下した荒井健人(大宮国際)だった。2番で山本が1down。4番で獲り返し、6番も奪って1upとするものの、そこから4ホール、勝負を分けたまま進んだ。さらに11、13番と獲られて1down。
山本は少し 焦り始めた。
「1番、5番とお互いにバーディとして分けたんですよ。それで流れを自分のところに持っていけなくて…。ともかく粘られました。13番(パー5) でね、僕が40~50ヤード先まで飛んでいたにも関わらずそこからうまくいかなかったんです。そこで、相手が3打目をベタピンにつけてバーディで 1downとなったときには、流れが逃げたかなと一瞬思いました」。

しかし、この日の山本は、そこから強かった。14、15番と獲り返し逆に1upとした。さらに、土壇場の17番でとどめのバーディを奪い2upとして勝ち進んだのである。
実は、今日の1回戦からキャディを替えたのだ。それまではハウスキャディに頼んでいたのだが、偶然にも、長崎日大高校時代の後輩が、日大ゴルフ部 に進んで、先輩のキャディ役をしていたのである。その選手が予選落ちしたために頼み込んでバッグを担いで貰ったのだ。當真航星君だ。気心の知れた後輩、しかも「僕よりもラインが読めるんですよ(笑)」という頼もしいキャディが味方したのも勝因のひとつだろう。

「いや、(勝ち進む欲というよりも)もう1日戦えるという気持ちが強いですね」
ベスト8では、どんなマッチを見せてくれるのだろう。

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