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競技報告
【九州アマチャンピオンの和田章太郎は首位と1打差の2位】
第1日 競技報告:JGA 写真:Yoshitaka Watanabe
今年の九州アマチュアゴルフ選手権を制した和田章太郎(福岡第一高校3年)は、6バーディ・3ボギーの3アンダーパー68をマークして、首位と1打差の2位につけた。この日はショットの調子がよく、1番から5メートルのバーディパットを沈めると、5番(パー5)では8メートルに2オンして、楽々とバーディ。7番ボギーのあと、8番でバーディ、さらに9番(パー5)でも2オンに成功し、3メートルのイーグルチャンスだったが、外してしまい、アウトは3アンダーパーの33。後半に入ると、ティーショットが曲がった12、13番ホールで連続ボギーにし、1アンダーパーに後退してしまう。しかし、このままでは終わらないのが彼のすごいところだ。16番3メートル、18番7メートルのバーディパットを決めて、再び3アンダーパーに戻してホールアウトした。

ショットは好調でピンに「3メートルについていたが、何回も外した」とゴルフの内容には満足していない。「パッティングが良くなかったが、ショットに助けられた。それでも後半パターを修正できた」のでスコアをまとめることができたのだ。「1日目なのでオーバーパーは打ちたくなかったので、良かった」と1日を振り返る。和田は「3日間で2桁アンダーパーを目指して」優勝を狙う。高校3年生の彼にとっては、今年が「日本ジュニア」のタイトルを取る最後のチャンスだ。それだけに誰にも負けられない。パッティングの成否が優勝を左右することになりそうだ。第2ラウンドでどこまでスコアを伸ばせるのか、注目したい。

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