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競技報告
【佐藤大平は「得意のショートゲームが決まらない」と呆然自失】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
「得意のショートゲームで小さなアンダーパーを積み重ねるのが自分のゴルフ」と話す佐藤大平(東北福祉大学2年)だが、その得意分野がことごとく思い通りにならなければ、「小さなアンダーパー」すらおぼつかなくなるのは自明の理。そして、得意なものが武器にならないホールが続けば、技術に問題があるのか、それとも他に原因があるのか迷いの森に入り込んでしまう。佐藤は、その迷いの森に足を踏み入れてしまったかのようなラウンドとなってしまった。

4番で1.2メートルのパーパットは「ラインが2つ見えた。どちらのラインなのか、しっかり決断できないまま打ってしまい」外れてしまう。「仕切り直しをすればよかった」と悔やむが
、それは後の祭り。5番でバーディを奪ったものの、7番ではグリーン手前の「芝が深くて、もっさりした感じ」というラフからのアプローチを「上げようか、転がそうか…中途半端なまま」打って寄せきれずダブルボギー。

そして、9番では1.5メートルのバーディパットを「7番のダブルボギーを獲り返したくて、ヘッドアップしてしまった」ミスで決めきれない。佐藤自身が「ポイントだった」と振り返るこのホールで我慢の限界に達した佐藤は、ついに迷いの森の奥深くに足を踏み入れてしまった。

バーディを計算していた13番(パー5)でグリーン手前に運ぶためのクラブ選択に迷いが出て、結果ミスショットにつながりボギー。16番では2メートルのチャンスが決まらない。最終18番で「小浦さんが1オーバーパーだったので、ここで自分がバーディを獲らないと」とピンだけ見て打った3打目が80センチについてバーディフィニッシュとなったが、最後まで佐藤のプレーには、迷いからか覇気を感じることが難しい状態だった。

自分が得意とするショートゲームが決まらない。自分を信じられなくなるくらいに…迷いがあるのか、不安なのか…決めるべきところで決められないし…もったいない」と苦笑い交じりに話す佐藤。「やるしかない。1つでも多くバーディを獲りたい。でも、鏡の前でパッティングの練習をしたけれど、技術的にどこに原因があるのかわからない…」

自分のプレースタイルをかなぐり捨ててまでバーディを多く獲りたいという気持ち。その焦りが、迷いの森の中で光を求める佐藤をさらに奥深くへ誘い込む。最終ラウンドまで残された時間は少ない。限られた時間で、佐藤はどれだけ自分を取り戻し、森を抜けだせるのだろうか。

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